風が運んでくる。そして今は、サシバの鳴き声が
「ピーッ ピィーッ」と心地よく聞こえてくる。
屋上に上がれば、数羽のサシバが飛び交っている。
サシバは、前日に飛来して1日羽根を休めた後、
朝早くに台湾 フィリピン インドネシアへと飛び立っていくが、
中にはこの宮古島の地で越冬するサシバも
たくさんいる。渡りをやめて、この島で越冬するサシバを
「バンダカ」と呼んでいる。
私はサシバを飼ったことはないが、地元の友人たちの
中には、子供の頃、サシバを捕まえてきて飼っていたと
言う人もいる。
うまく調教すれば、飛び放しても腕に戻ってくることも
可能だとか・・・
本土の鷹匠並みだな。
酒の席で聞いた話だから、かなり尾ひれのついた話だと思う。
サシバはカエルやトカゲ、そして飛んでいる鳩なども襲う。
昨日もネズミを鷲掴みにしたサシバが目の前を
横切って行った。サシバを飼っていたと言う友人は、サシバは
新鮮なものしか食べないそうで、
飼うと餌取りに困ると言っていた。
夜はミミズクの鳴き声、そして朝はヒヨドリの鳴き声が
するのだが、サシバが現れると
ヒヨドリや鳩の鳴き声は聞こえなくなる。
何よりも最近出現しだしたカラスが姿を見せなくなった。
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