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うんたま森のキジムナー

香辛料

八重山の食堂のテーブルには、コショウのようなものが
入った小さな瓶がある。
蓋をあけるとシナモンに似た爽やかな香りがする。
正式名称を「ひはつもどき」
コショウ科の属するツル性の植物。
東南アジアが原産で、南西諸島にも帰化して
栽培されている。

沖縄本島では「フィファチ」宮古・八重山では
「ピパチ」または「ピパーツ」と呼んでいる。
琉球王朝時代の文献にも登場するので、
古くから香辛料として使われていたようだ。
卵型の葉の付け根部分に実をつけ、この実が熟する前に
収穫し、天日に干して乾燥させ、炒って粉にする。

八重山ソバには欠かせない香辛料として
普及しているが、豚肉料理や山羊料理の
臭み消しとしても使われる。
残念ながら宮古島ではあまり使われない。

宮古島では主に薬として用いられることの方が多い。(昔)
胃腸の整腸作用、食欲増進、痛風や
リュウーマチによる痛み、咳による呼吸困難にも
効くそうだ。
八重山に行くと必ず買ってくるが、そんなに使った
覚えはないのにいつのまにか瓶ごと消えてしまっている。
八重山にあって、宮古島に無い物の一つだ。


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コメント一覧

ダイバー
そうか、唐辛子は山と言うより神社仏閣と縁があるようですね😊 筑波も高尾も信仰の山ですし、浅草もお寺と神社の町ですから☺ 今日は天気が良いので、妻と二人で歩いた山に行ってきます❤
きじむなー
浅草の夜店で、唐辛子を売っていました。
関西にはないですね。夜店の唐辛子売り。
連休で満員です。
ダイバー
香辛料と言えば、関東人としては「七味唐辛子」ですね☺ あんな辛いものを最初に口に入れた人は相当な勇気が有ったと思います❤ 私は筑波山の登山帰りに時々お土産で買って帰りますが、高尾山など何処の山の麓のお店にも「唐辛子」が置いてあります😓 どの様な経緯があるかは調査未了です😅
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