来て住んでいる人だそうだ。
農家では製糖期に入り、キビ刈りに忙しい。
製糖期のキビ刈りが終われば葉タバコ農家の
収穫がある。猫の手も借りたいところもある
だろう。キビ刈りや葉タバコの収穫の手伝いに
値段は決まっていないが、男で七千円、女で
四千円が、だいたいの相場である。もちろん
知り合いから「手伝ってくれ」と頼まれれば、
無料で手伝うこともある。
仕事の少ない宮古島ではこの時期の畑の手伝いを
あてにしている人もいる。農家の人も人を雇う
ほど儲けがあるわけではない。出来ることなら自分
たちだけで収穫したいけれど、高齢化、島外への出稼ぎ、
色々な事情から収穫のときだけ誰かを雇わなくては
間に合わないところもある。一応、手伝いの相場は
決まっているが、安く雇えるなら、それにこした
ことはない。
この価格破壊を招いているのが本土からの移住者で、
中には飯だけ喰わせていただければ手伝う人もいる。
農家の人にとっては天の助けのような人になるけれど、
良く思わない人だっている。人口の約10%が本土
出身者であるが、住民票を移している人の数字で
あって、住所不定の人が約二千人からいるそうだ。
気ままに畑に手伝いに行って、飯と酒にありつく、
その日暮らしは気楽なもんでありうらやましくも
思うけれど、そのおかげで仕事にありつけない人が
いることは大きな問題だ。安ければ安いほど雇う
側にとってはいい。
安くで手伝ってくれる人が良い人なのか、悪い奴
なのか難しいところだなぁ~
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