クルーズ船が入港してくると国旗が掲揚されているので、どこの国の船なのか
わかる。船舶は原則として船尾に当該国の国旗を掲揚しなければならない。
公海にある船舶はその旗国の管轄に属するという国際法上の原則。
公船は、公海上では旗国以外のいずれの国の管轄権からも完全に免除される。
これが国際法上のルールである。
海外の港で日の丸をあげた船を見るとなんだか嬉しくなる。
日の丸を見ると気持ちがたかぶる。
日本が日の丸を国旗としたのは明治に入ってからでそれほど古い歴史を
持っているわけではない。
オジィから聞いた日の丸にまつわる話しを一つ。
30年以上前に港の近くの海底で船の残骸を見つけた。
船の残骸であるが、形は普通の船とは違っていた。
その話しをオジィ漁師にすると、もしかすると潜水艦ではないかという。
戦前か戦時中か木製の潜水艦で色々と試験が行われたことがあったそうだ。
そのときに事故があって沈んだという。
そのときに救助に尽力した人がいた。
その人は旅館をしていたそうだ。救助に尽力したことで「日の丸旅館」を
名乗ることが許されたという。当時は沖縄の人が日の丸を堂々と名乗ることは
できなかったので大変名誉なことであったらしい。
ホントなのかオジィの作り話なのか今となってはわからない。