なかなか出会わないことがある。
20年ほど前に、地元出身のダイビングスタッフがいた。
今はモズク漁をしている。
数年前に居酒屋でバッタリ出会った。
同じ島に住んでいるのに20年ぶりくらいの再会で
お互いの近況を報告すると
そういえば、最近よくジンベエザメを見るという。
「よく見る」というのは大げさだろう。
というとなんとスマホの動画を見せてくる。
船の上からジンベエザメを足蹴りにしている数本の
動画を撮っていた。
そのよく見かける、出会う場所を聞くと、なるほど
ジンベエザメの餌となるプランクトンの多い場所である。
ダイビングのポイントとしては使えないような
場所だ。漁の行き帰りでよく出会うので、この日なら
間違いなく見られるということがわかったら、
また連絡するといわれた。
これがもし実現したなら宮古島のダイビングスタイルが
変わってしまうだろう。
今までにもよくこういう珍しい話はある。
追い込み漁の最中に戦時中に墜落した戦闘機を見たとか、
100㌔を超えるほどのシャコガイを見たとか。
でもジンベエは動画付きだからいるのは間違いないだろう。
そして珍しい物ニュースがもう一つ。
昨日、私が船を降りた後に潜り漁をしている友人が、
私を探しに来たそうだ。
「何か用事?」と聞くとお腹が黒いマンタがいる場所を
見つけたので、一緒に見にいかないか?
という誘いだったとか・・・・・
エッ それってブラックマンタ・・・・?
