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うんたま森のキジムナー

オバァ

公設市場の前を通るとオバァを思い出す。

公設市場は、平良の中心だった。
本土に例えるなら、東京の渋谷、
大阪なら難波、梅田、名古屋なら錦。

市場の前には露天のオバァたちがいて
ラッキョウをむいているかモヤシのひげとりを
せっせとしている。

ゴーヤを買うと隣で豆腐を売っているオバァが
「チャンプルーには豆腐がいるさぁ」と
売りつけてくる。仕方がないので豆腐を買うと
野菜売りのオバァが、ニンジン、タマネギを
押しつけてくる。

そんな日常の光景がいつのまにか遠い過去の
出来事のようになってしまった。

ワァーシャーヤーのオジィ、
サシミヤーのオバァ、いつまでもオジィやオバァは
いると思っていた。
当時は30歳くらいだったからオジィ、オバァは70歳、
そりゃ、いつまでもいないわけだ。

当たり前に思えた日常も古いアルバムの中に
入ってしまった。
やがて自分がオジィと言われるときが来る。


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コメント一覧

ダイバー
今日は朝から今年入社した建築系社員の講習を担当しました☺ 高卒から専門学校、大学院卒まで年齢は其々ですが、全員平成生まれ処か、何と2000年代、21世紀生まれが半数でした😓 親子を通り越して私には孫の世代、ってことは、彼らにとって講師の私は紛れもなく「オジイ!」でした😞 数年前から講師の交代を進言してきましたが、来年こそは絶対にお役返上をすると堅く心に決めました😅
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