沖縄では自分や家、身近なところでよくないことが続くと
「ユタ」に相談する。このときユタからいわれるもっとも多い言葉が
「御願不足」
熱や咳が出て病院に行くと「風邪ですね。」といわれるくらいの確率で
「御願不足」といわれる。
御願とは、先祖や神様に祈りを捧げること。仏壇に手を合わせるのは沖縄以外の
地域でも行うが、沖縄ではそれ以外にも家には「ヒヌカン様」がいて、
家のまわりには「御嶽」がそこらじゅうにある。
御願不足とはつまり祈りが足らない。
ご先祖様や神様への敬いが足りていない。ということ。
神社での拝礼は「ニ拝ニ拍手一拝」
伊勢神宮では願い事はしてはならないことになっている。
御願の仕方は手はたたかない。
手を合わせて、まずは感謝を述べる。
今日、無事に迎えることができてありがとうございます。など。
そして今日1日良い1日でありますように。
願い事これくらいで、これ以上の願い事はユタを通して御願いするのが
沖縄に御願である。
有名な御嶽の前を通るとよく観光客が手を合わせているのを見る。
最初から見ていると、本土の神社にお参りするように「ニ拝ニ拍手一拝」
そしてお賽銭を投げ入れ願い事をしているようだ。
お賽銭は重要!「ニ拝ニ拍手一拝」はいらない。