「グループ全員、五十歳を超えているのですが
大丈夫でしょか?」と聞かれることがある。
五十、六十で歳を気にするなんて、自分から
歳をとっていっているようなもの。
沖縄で五十歳、男性なら「シェーネン(青年)」
と呼ばれ、女性ならまだまだ台所の見習いさん
程度だ。「オバァの背中を見て勉強しろ」と
いわれるだろう。
そういえばこのあいだ、地元の女性からスクールの
申し込みがあった。移住されて来た方でなく、
地元のネェさん(五十は超えている)だ。
地元の人は浜遊びはしても、機材をつけた
スクーバーダイビングをする人なんて女性では
いない。「興味があって、トライしてみようと
思うのですが」と電話の内容。
「ぜひ、初めてください、私たちで出来ることなら
出来る限りお手伝いさせていただきます」と
返事した。ただ、金銭的に機材をそろえたり、
目の前に海があってもポイントまでは船で行くことに
なり安い遊びではない。出来る限り協力するので、
ぜひはじめていただきたいものだ。
相変わらず、万年仕事不足で不景気、最低賃金
日本一の沖縄県と思っていたら余暇を楽しめる人も
いる。地元の人が目の前の美しい海で気軽に
ダイビングできるようになればいいのになぁ
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