行くのが当たり前だと思っていた。
宮古島にきた当初、不動産屋を通さずに直接、
貸しているところが多くて部屋を探すには
一苦労したものだ。今は不動産屋
(アパマンショップ)がある。
それでも一軒家の物件は少なく、新聞で
「一軒家貸します」と言う広告か人づてに
話を聞いて探さなくてはならない。
一軒家を探している人が多いと聞く。
女性が一軒家を借りて住むには、それなりの
覚悟が必要だ。目の届かない床下で活発に活動を
続けるシロアリ、どこから入り込んでくるのか
わからないムカデ!夜中になると
「キュッキュッキュッ」と鳴きだすヤモリ
大きな羽を広げて飛び込んでくる日本最大級の
ゴキブリ、軒下には畳ほどの大きな巣を張る、
トラ模様のパンツをはいた蜘蛛。都会から来る
女性にとってはジャングルの密林での環境の
ように感じるかも知れない。
一軒家に引っ越してきて長い経験から、これらに
対するもっとも有効的な対策は猫と犬!
殺虫剤など焼け石に水といったところだろう。
猫は人間様が寝ているあいだに音も立てずに近づく
コクローチやムカデを排除してくれる。
犬は電源のいらない警報装置。猫と犬がいなければ、
とっくの昔にこの家を放棄していたこと
だけは間違いない。
