佐良浜―平良港を走らせていた「はやて海運」が、
四国の香川県から旅客定員300人乗りの
海中展望レストラン客船「モンブラン」
(総トン数650㌧1.500馬力)を回航してきた。
新しく観光客船として就航する。
モンブランは、船体が鋼、上部構造がアルミ合金で出来ていて、
なんと船底の海中ラウンジの窓は特殊強化ガラスで出来て
いるそうだ。つまり海面より下の窓があり
この窓から海中のサンゴや魚を見ることができるらしい。
モンブランが建造されたのは、1999年 香川県の
讃岐造船鉄鋼所で、99年以降日本海や東京湾で就航し
営業していた。2004年には、タヒチやフィリピンで
パーティーやダイビングクルザーとしいて活躍していたものを、
はやて海運がこのほど購入し、リニューアルしたと
新聞に書いてあった。
就航にあたって、伝統儀式の「オオバンマイ」が行われた。
「オオバンマイ」とは、「大盤振る舞い」の意で、船の上から
お菓子などばらまく。以前は、カツオ漁船などが大漁した
ときなど、大漁旗を上げ大音量で音楽を流し
それが大漁の合図で、入れ物を持って港で出迎えた人たちに
カツオのぶつ切りをばらまいたものだ。
