うんたま森のキジムナー

言葉

祖父は群馬県出身で亀江戸育ち、大阪に住んで
いても話し方はチャキチャキの江戸弁だった。
祖母はバリバリの上方弁、父は仕事柄標準語で
母は神戸弁だった。私は大阪で暮した年月
よりも、沖縄で暮している年月の方が
長いのに関西弁。
よく「関西の人は頑固なんですかね」と
言われるが、頑固な方ではない。
どちらかと言えば「天の邪鬼」
付け加えて言うなら、息子は平良言葉で育ち
今は標準語で話す。娘はバリバリの関西弁で
あまりの早口に、なかなか聞き取れない。
これだけバラバラな言葉で話す家系も珍しいだろう。

宮古に長く住んでいると平良言葉になると言う
けれど、平良言葉で話す本土出身者は多い。
方言で話す地元の知り合いも、
「お前と話していると関西弁がうつるよ」と言う。
「アホぬかすな!ウィルスやないで」
いつだったか、知り合いの息子が大阪へ
就職することになった。
自分の息子をわざわざ私のところに連れてきて、
何を言い出すかと思えば「関西弁を教えて
やってくれ」と頼まれた。
当時はテレビも民放が流れていなかったので
私の話方がインパクトが強かったのだろう。
外国語教室じゃあるまいし、しかし、親にとっては
離れて暮らすことになった息子の
ことが心配なのはよくわかる。
だからって、「大阪の空港におりると、こんな人
ばっかりがいるんだぞ」と、まるで私はなんやねん!


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事