雲一つない青空、海から帰ってきてから
バイクで島内一周に出かけた。
キビ刈りは、70%がハーベスター（キビ刈り重機）になったと
新聞に書いてあったけれど、ところどころで、キビ倒しに
汗を流している知り合いと出会う。
遠くからでも目立つのか、道路にまで出てきて
「ジュースでも飲んで行け」と道をふさぐ。
時計は5時、この時間から座ったら、おそらく酒に変わるのは
時間のもんだい。
「また、寄るよ！今日は用事があるから」と断る。
一生懸命キビ倒しをしている横を通り過ぎても、また、
次の知り合いと出会う。
30分ほど走らせたところで引き返した。
車ならいいけど、バイクだと遊んでいるようにしか見えない。
「いい身分だなぁ～」と言われても仕方がない。
確かに、毎日が遊んでいるようなものだから。
別に悪い事をしているわけではないが、泥だらけで畑で働いている
友達に出会うとなんだか申し訳がないような気分になる。
製糖期が終わるのは3月末くらいだろうから、それまでは、
ドライブは出来ないな。
