呼吸障害の症状が見られたので、すぐに
救急車を呼んだ。幸いにも処置が早かったので
軽い熱中症(当時は日射病)ですんだ。
それですまなかったのは救急車を呼んだ私の方で、
始末書を書くように言われた。
緊急連絡網を無視したから。
ダイビングに向かう途中に船の上でお客さんが
胸の痛みを訴えられた。看護師さんも同乗して
いたので、無線で救急車を呼び港へ待機さして、
すぐに病院に搬送した。このときも後で
ネチネチと叱られた。
私はこれからも、もし一刻をあらそうような
事態に遭遇すれば、緊急連絡網を無視して
救急車を呼ぶこともあるだろう。
組織となれば、そうはいかない。救急車を呼ぶと
いうことは大変なことで、呼ぶか
呼ばないかは、上の判断にゆだねる。
「現場にいない人間になにがわかる!」と
言えば、「現場にいないからこそ落ち着いた
判断が出来周りのすべてを考えることが出来る」
と言う奴までいる。
海の上なら海上保安庁・陸なら警察の管轄、
事故が起これば報告義務がありめんどうな
手続きを組織は嫌がる。事故調査のあいだは
業務に支障をきたし利益の損失ということに
なる。もし、事故が起こったら今後のために
詳しい事故調査は絶対に必要。
でも現状では、雇われている人は緊急連絡網を
無視できない人もいるだろう。
なんでもかんでも救急車を呼ぶのもかんがえもの
だが、後で後悔するよりは万全を期したい。
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