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うんたま森のキジムナー

前を向いて

誰にでも気軽に話しかける私でも、船の上で遠く海を眺めている
女性をみると、話しかけづらい。話しかける前に涙をポロリと
こぼされたらどうしようなんて思ってしまう。

お客さんを連れてガイドするようになった頃、ガイドの先輩に
「一人遠く海を見つめる人には二通りある。一つは現実を
見ている人。そしてもう一つは過去を見ている人だ。」と
ロマンチックなことを教えられた。
「似合わず、ロマンチックな事を言うなぁ」と言うと、
「そんな事より、絶対に目を離すな!飛び込むかも知らんぞ!」と
脅かされた。

遊びに来られる人のプライベートな事までわからない。
酒の席でつまみがてら話を聞くのもいいが、人それぞれ色々な
思いがある。宮古島の生活は面白い。色んな人と出会い、色んな
事件が起こる。次から次へと、悩みを抱えている人に、一言
アドバイスするなら乗り越えられない悩みはないと思う。
どんなつらいことでもいつか笑って話せるときが来るものだ。
とくに恋愛問題などは・・・・ 
その時は深刻かもしれないが、はしかのような
ものだと思って受け止めればいい。
遠く海を見つめている人を見ると、飛び込むのじゃないかと
ヒヤヒヤする。


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コメント一覧

kijimuna
先輩達から言われた言葉を
今さらながら、思い出します。
パパもん
これを読んで、ハンナ・アレントという思想家が、イサク・ディーネセンの「あらゆる悲しみも、それを物語にするか、それについての物語を語ることで、耐えられるものとなる」という言葉を共感を込めて引用しているのを思い出しました。
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