連日蒸し暑い日が続いている。
気象庁によると、昨年の沖縄県の最高気温は33・9℃だった。
全国では、高知県江川崎の41・0℃(2013年8月12日観測)が最高で、
以下40・9℃(埼玉県熊谷及び岐阜県多治見2007年観測)40・8℃(山形県)と続く。
真夏の太陽がさんさんと輝く太陽のイメージがある沖縄県であるが
全国から見るとトップ10にも入らない。
気象用語では25℃以上を夏日、30℃以上を真夏日、35℃以上を猛暑日と呼ぶ。
沖縄は海に囲まれているので気温はそれほど上がらない。
猛暑日はないといわれている。
気象庁のデータで過去30年間の気温をさかのぼると、那覇で観測された
最高気温は2001年8月9日の35・6℃。猛暑日となったのは2017年に2日、
2001年、2003年、2006年に1日ずつと35℃を上回ったのは30年間で
わずか5日しかなかった。
沖縄県の年間平均気温は那覇で23℃前後、同じ県内の宮古島や石垣島と
比べて北に位置するため0・5〜1℃低い。
それでも本土に比べればはるかに暖かく過ごしやすい。
しかし、これらは過去の統計であって、今年の梅雨が明けてから宮古島では
連日最高気温が33℃、那覇では一部37℃を超えたよころも出たそうだ。
海水温も例年より高く早くも30℃になった。
沖縄でも猛暑日が増えてくるかもしれない。