宮古島の南海上を猛スピードで北上して行った。
梅雨が過ぎるまでは、台風は来ない、
台風の被害はない、と言われている。
来ないとわかっていてもやはり台風が
発生するとその進路が気になる。
何度経験しても台風に慣れることはないし、
怖いものだ。
宮古島は台風の通り道。
過去に宮古島で命名された台風がある。
1959年 宮古島台風 風速50m以上の猛烈な
風が吹いた。当時は木造住宅(茅葺き)が多く、
島の7割以上の住宅が損壊た。
この台風の最低気圧は908・4Hpa
復帰前であったので「サラ台風」と呼ばれている。
米軍は台風を女性の名前でつけていた。
1966年 第二宮古島台風 最大風速60m
最大瞬間風速85・3m
日本観測史上一位となっている。
この台風は「コラ台風」と呼ばれている。
1968年 第三宮古島台風 最大風速50m以上の
風が吹き、コラ台風から2年後の来襲で甚大な
被害が出た。
この台風は「デラ台風」と呼ばれている。
2003年 平成15年 9月 おそろしい台風を経験した。
最低気圧910Hpa 最大瞬間風速86・6mと
記録されているが実際はもっと吹いたといわれている。
西平安名崎の風力発電は風速120mまで耐えられる
設計であったが、倒壊した。
市内の電柱も風速100mでも倒れない設計で
あるそうだが800本以上の電柱が倒壊した。
過去に発生した台風の風速ランキングベスト10のうち
宮古島を４つの台風が通過している。
何度経験しても慣れることはない。
