見出し画像

うんたま森のキジムナー

20日正月

沖縄の正月は、もともと旧暦で行なっていた。
いつの頃からか新暦の正月に代わっていった。
島を離れている人たちも、新暦の正月の方が帰省しやすい。
新暦の正月になって、暦の上でも変化してきた。
元旦から15日までが正月祝いの期間である。

沖縄では元旦を大正月と呼び、祝い気分が少し覚めてくる頃を
小正月という。沖縄では神様と一緒に祝うので、神様が満足されたと
思われるのが15日。
旧暦では新年最初の満月の日で、天の門が大きく開くこの日に、
神様は天に帰る。

その後に神様の後ろにひかえていたご先祖様が16日にやってくる。
これがあの世の正月と言われるジュウロクニチである。
新暦では月齢が代わってくるので、暦が変化してしまう。
今はすっかり新暦の正月となり、旧暦の正月を祝うのは
昔ながら漁師町くらいとなっている。
それでも昔からの風習が残って正月が完全に終わるのは20日まで。

昔は20日をハチカショウグワァッチと呼び正月飾りを
片付けたそうだ。
年末に豚を潰して塩漬けにした肉をカメに保存する。
20日までに食べ切って、カメを洗う日が20日だった。
新暦となっても一応は、正月は20日までとなっている。

いつまでも正月気分ではいられない。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

きじむな
今年は2月10日が旧暦の正月になります。
昔は盛大に行われていましたが、今は古くからの一部漁村のみ
になりました。中国からの観光客がどっと押し寄せてきます。
ダイバー
一般的に会社は平日の4日が仕事始めなので、正月気分で居られるのも三が日だけ、それでも最近は暮れから何とか一週間程は休めますが、若かった頃は暮れの30日か31日にコンクリートを打って、元日だけが休日で2日には現場に行き、固まりかけたコンクリートの上に載って墨だし作業をしました😥 4日には大工さんや鉄筋やさんが出て来るので、それまでに全ての墨だし作業を終わらせるために投光器を使いながら、正月早々、半ば夜通しで仕事をしました☹️ せめて一月に2日くらいは休みたい・・と話していた時代です😞
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事