島の面積19.75km2 と言ってもわかりづらい。
東西に約6km 南北に4.3kmの島。
宮古牛が人気があるが、宮古牛のほとんどがこの多良間で
飼育されたものと言っても言い過ぎではないだろう。
人口約1.300人に対し牛が約4.000頭。
夜の漁では、海が静かな時期になると行くこともある。
実際に島に上陸したのは、数えるほどしかない。
水中のサンゴ調査で2週間ほど滞在したが、島の人たちが
親切過ぎて、毎日が酒宴、数日で隣の水納島に避難した。
宮古島と同じく平坦な島で、宮古島から多良間へ向かって
船を走らすと、水平線に多良間より先に石垣島が見えてくる。
（石垣島の方が標高が高い）
透明度がよく当時はサンゴが美しかった。
おだやかでのんびりとした島だが、年に一度、旧暦の8月8日
から三日間行われる「八月踊り」に島外から観光客や
研究者が押し寄せる。
数年前に用事で多良間島へ日帰りで行くことになった。
「ちょっと多良間に行ってくる。」と島の友人に話したら、
「ヤギを買ってきてくれ！」と言われた。
ヤギの肉なんて多良間産ヤギ肉は売られている。
あまりこの一言を気にはしなかったけれど「ヤギ牧場」
というところがあり、なんとヤギのお持ち帰りが出来るのだ。
宮古島から多良間島までフェリーで、
朝9時出航―多良間着が11時、料金は往復4.580円
多良間から帰りは14:00発―宮古着が16:00。
多良間からの出航時間は牛の積み込みの都合で
遅れることがあるそうだ。
