むかって下っていくと、旧平良港。
空港が宮古島の玄関と言われているが、
琉球の時代から平良港が宮古島の出入り口だった。
かっては、沖縄へ渡るのもこの島にくるのも
平良港から全てが始まる。
平良港付近には、古くからの宿泊施設があり、
飲み屋街も、またいわゆるチョンの間と
よばれる遊郭もある。
伊良部島へ渡る通船も平良港からでていたので、
船に乗れなかった人たちが宿泊する宿も
港入り口にある。
空港が宮古島への出入り口となり、
伊良部大橋ができて、昔の面影は消えてしまった。
漁師仲間から、修学旅行へいくのも、
学校を卒業して、島を出るのも
また、里帰りで帰ってくるのも平良港だったそうだ。
船に乗って、紙テープをちぎれるまで握りしめ
楽しめたのも、この場所だったと酒の話しに
よく出てくる。
我が家から、旧平良港桟橋までの往復が約40分。
日課の散歩コースになっている。
