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人として 宝石のように輝く JBS輝宝塾


人も宝石も磨かなければ 決して輝きません

エメラルドの二色性

2011年11月08日 21時01分55秒 | 宝石文化
今日はエメラルドの二色性について気づいたことがあります。


それは、エメラルドの二色性は、産地によってちがうということ。


コロンビア産とザンビアさんでは、青緑の鮮やかさがかすかにちがいます。


通常、エメラルドには、青緑と黄緑が見えるのですが、その青緑がコロンビア産はザンビア


産に比べて、わずかに落ち着いた青であるということです。


言葉では表現しにくいのですが、両者はかすかに違いがありました。


ただエメラルドの二色性を見るのではなく、産地によってどう違うのか、そこまで見てこそ


プロの技だと思います。


門馬哲史

ブルーサファイア

2011年11月02日 17時37分57秒 | 宝石文化
今日もまた、新たな鑑別ポイントを学びました。


ブルーサファイアを見たときに、明らかなシルクインクルージョンを発見したのですが、


非加熱のシルクより、非常に細かく立体的に分布していまさした。


なんらかの圧力がかかっていることは、わかったのですが確信をもてなかったので、師匠


に相談したところ、色帯を見ればわかると言われました。


非加熱に比べて、加熱されたサファイアの色帯は、大変乱雑だということです。


確かにその通りで、シルクが立体的に分布している理由もわかりました。


しかし、宝石は自然のもの。わからないものや、グレーゾーンの石があるのも当然です。


それを理解して、鑑別するということが、プロかもしれません。


門馬哲史

張り合わせ石

2011年10月31日 22時50分40秒 | 宝石文化
今日、石の整理をしているとダブレットを発見しました。

見た目はクロムトルマリンだったのですが、二色性がありませんでした。

しかし、何か違和感があります。

顕微鏡を使うと、はっきり液体インクルージョンが見えました。


その時に、確信が持てたのですが、液体インクルージョンが、平面的に分布しており、接着


面が確認できました。今までのダブレットは、ガードル方向から見て、ルーペでもわかった


のですが、今回のダブレットはそれがわかりにくく、顕微鏡で見ないと、確信がもてたかっ


たのです。こんなダブレットもあるんだなと感心しながらも、鑑別できてよかったです。


門馬 哲史 

これから始まり

2011年10月27日 16時53分57秒 | 宝石文化
テストが無事終了しました。


出来ていた部分と足りなかった部分が顕著に出たように感じました。


でも、知識として弱いところがわかったのはとても良かったので、

帰ったら間違っていたところと、曖昧だったところを両方見直ししてみようと思います。


これからが始まり、これからも勉強ですね。





仲由起子

明日は本番

2011年10月26日 20時25分58秒 | 宝石文化
明日はジュエリーのテストがあります。

なので今日はジュエリーとアクセサリーの定義について書いていきたいと思います


まずアクセサリーについてなんですが、
家具や洋服などの装飾品の中に、「付属品」という意味でアクセサリーは含まれています。

そのため、アクセサリーは装身具だけでなく、時計、ハンドバックなども含んでいます。

そのアクセサリーに含まれる装身具(ネックレス、リングなど)の中でも
宝石の美しさをどう引き出すか構想、工夫され
金またはプラチナで仕上げられた装身具をジュエリーと定義します。


明日も頑張るぞ!!


仲由起子