「サティのために生きる」というスタンス
人はただ念仏しやすいように生きるべきだ と法然上人は明言している。 普通は「人生のための念仏」と思いこんでいるが、それは間違いで「念仏のための人生」でなければならないとの教えだ...
サティの実践は、ダブルタスク脳を作る一大事業
1 サティの実践は、なにかをやりながら同時にそれを意識でトレースするダブルタスク作業だ。 ...
行きつくまでのサティは坂道を登るよう
サティは長く連続的にやらないと 本物にならない。 昔の歌「ダークダックス 銀色の道」に ...
メモ2つ
1 自分が好きなこと、楽しいことをやっている最中に「今今今」とやると能率的効果的だ。(呪文にならないよう、実感を失わないよう綿密な注意をもって) ...
他者を理解できるか
シーザーを理解するには、シーザーである必要はない このエピグラムは「理解」ということを浅く考えた場合のみ正しいとおもう。 ...
一切智 一切智者
一切皆苦は釈尊の教えの出発点だ。 ここにまず立たない者には、そもそも仏教が始まらないという意味で、釈尊の教えの事実上の核心でもある。 世間は一切皆苦が事実であることを全然知ら...
いざとなると理性的でも合理的でもなくなる現代人
ここにある教祖が現れる。その身体からは光を発し、断食し空中浮遊など種々の超能力を見せ、博学で豊かな文学的才能を示す。 現代人は、ふだん昔の人々より理性的だと自負しているが、こうい...
人生が無意味だからこそ真の救いはある
大多数の人々は事実と真正面から向き合うことをしない。 あらゆる問題を解決するには、常に例外なくそうするしかないのに。 その代わりに、こうあって欲しいという、事実に反す...
未来永劫いじめがなくならず戦争がくりかえされる
自己の内に本当に応答してくれる他者が存在し、周囲の人間に逆に存在しなくなる。そのとき、人間は本来こういった無所属のものだな、ということが実感されるのである。(無所属の時間「二度の死...
メモ
大乗仏教徒は教相判釈と称して、釈尊の教えを小乗と貶め、みずからの主張を醍醐に喩え大乗と自画自賛している。 自分たちに都合の悪い一切皆苦を傍らに追いやり、無我を大我にすりかえ、如来...