「わかった!」体験をあと一人増やすためだけに
マハトマ・ガンジーの言葉。みんなが認めていても間違いが真実になることはないし、誰も認めていなくても真実が間違いになることはない。An error does not become t...
耕治人の私小説「そうかもしれない」
耕治人の小品「そうかもしれない」を読む。この作者のことはまったく聞いたことがなかった。いい私小説だ。痴呆になった妻が、心配する夫のことを忘れてしまい、介助者に「あなたのご主人ですよ...
あなたのベストフレンドはブッダです
天地達観の位には、聖人と称し仏陀と号するも、もとより人なれば、畢竟、我が講求討論の友にして、師とするものは天地なり。(三浦梅園)そりゃ、そうだ。釈尊だって「私を信じよ」とは言ってい...
映画『赤い玉、』苦が苦聖諦に昇華できないとどうなるか
(Wikipediaより引用)あらすじ 大学教員に就きつつも映画監督である時田修次は、新作の撮影に臨んで行き詰っていた。時田は、愛人・唯の美貌に癒されながら脚本...
若い時、重い悲劇と受けとっていたことが、じつは軽い喜劇だったとわかるようになる。
就活は1年中だと言われながらも、この3月は今でも就活が活発になるから、いちおう「就活シーズン」と云っていいのかな。 ...
絶妙の仏教
親鸞は「教行信証」で『観経義疏』を引用して、説いている。いま浄土の経典はいずれも一様に魔の障りを説かない。したがって、この教えには魔の障りがないことを、はっきり知ることができる。...
ネガティブ自信
仏教とは、ありのままの自分を深信することだ。この「自分を深信すること」が、親鸞のように、完全に、ほとんど自虐的なまでにネガティブに自覚、表明される場合がある。以下の言葉は、そ...
悪魔の言葉とブッダの言葉……これは選択問題じゃない
次の言葉を人に聞かせて、感想を訊いてみる。子女ある者は子女について喜び、牛ある者は牛について喜ぶ。人間の執着するよりどころは喜びである。執着するよりどころのない人は実に喜ぶことが...
阿含経典のおしえ
阿含経典のおしえ。「比丘たちよ、色(肉体)があるにより、色を取するにより、また、色に執著するによって、<こは我である、こは世間である、死後の我はかくあらん。常恒にして永住する変易な...
なぜ世界はいつまでたっても酷いままなのか
仏教では、よくことばを月差す指にたとえる。もし人に、月がはじめから見えなかったら月ということばは生まれないだろう。では、一人だけに月が見えて、他の誰にも月が見えなかったらどうか。...