Kikicocoの道草JiのRC機製作雑記

バルサキット機の製作や余暇を気まぐれに雑記しています
製作画像や飛行場風景の他若干の簡単電子回路・生活・などなど

発砲スチロールのカット治具

2015年08月30日 | 機体加工

発砲スチロールのカット用発熱部の製作

先日 SKYBOLT用のフロートを 取り付けるステーを ピアノ線で作るため

ピアノ線の曲げ器をお借りしに 結城さんの工場にお邪魔しました

その時に 見掛けたのが 使用されていた 発砲ストロールのカット用発熱部です

結城彰弘様製作 カット用発熱部

  カット例

大変便利なカット器具ですので 画像掲載のご了承を頂きました

自作テスト掲載のご了解も頂いております

早速

発熱部を試作して 発熱状態のテストを行う

 ピアノ線 0.9mm径

ピアノ線形状を変えれば 多種形のカットが出来ます

今回は 使用可能電流の関係上 ピアノ線は0.9mm径を使用

テスト回路構成

 

電源 10V 5A で 発熱テスト

 電源に5A〔最大〕を使用しましたので

発熱量に余裕がありません 発熱量が少ない感じです

カットのテスト

 10V5Aでは 何とか切れる程度

切れ速度に限界が有ります〔発砲スチロールの材質で異なる〕

もう少し 発熱量を増やしたい

電圧と電流を上げて再テスト

電源 14.5V 6.5Aで 発熱テスト

 十分な発熱量が有り 実用値です

但し 

テストは 画像のピアノ線形状場合です 

発熱量は 電圧又は電流値を調整して カット時の発熱状態を決めて下さい

ピアノ線が発光する様な発熱量の必要ありません カット時に解け過ぎます

ピアノ線径の太さや 材質及び線の長短で 電流量や発熱が 大幅に変わります

ピアノ線では無くて ニクロム線でも 定格仕様以外の場合は

同じ回路構成を使われた方が良いと思います

 参考

今回 テストで使用した 定電流負荷回路器 はこちらの記事に有ります

この回路は 器内で負荷を作り  希望電流値で流す回路です

簡単な方法としては 

交流などの出力電圧調整スライダック機器〔OUTが 0~100V可変式〕で

電流容量が十分有る物を使う場合は直で接続して発熱調整可能ですが

機器等の管理取り扱いに十分注意する必要があります

 

注意

DC定電圧電源などに DC定電流回路を入れて使用してください

定電流回路を 中間に入れないと ピアノ線でショートした状態と同じです

元電源を破損する可能性がありますので ご注意して下さい

自作される方は 自己責任でお願いします

追記〔9/08〕

フロートの発砲スチロール芯にラダー用サーボ穴を加工した実例です

   

この場合は 使用カット電流は DC14.5V 8.5A 必要でした

発砲スチロールの材質や線形にもより カット状況は異なります

 

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