「晴耕雨読」という言葉を知ったのは、数年前、埼玉県のときがわ町にある有機野菜の直売所「ときのこや」で野菜を買った時に農家さんから頂いたパンフレットだったと思う。
読み方も分からなかったので後で調べてみると、こう書いてありました。
【晴耕雨読】せいこう うどく
晴れた日には田畑をたがやし、雨の日には家で読書すること。悠々自適の生活にいう。
大辞林より
お気に入りの言葉になりました。
そして、またこれも数年前、埼玉県所沢市のとあるお店で、ある農家さんが育てたダイコンが売られていたので、買って家に帰りそのダイコンを味噌汁に入れて食べてみたら、あまりの美味しさに衝撃を受けました。美味しさ、というか「美味しい」「美味しくない」という単純な言葉では判断出来ない野性的な生命力溢れる味だったのです。
ダイコンの入っていた袋にはこう書いてありました。
「農薬、肥料を使わず、不耕起で野菜を栽培しています。」
不耕起(ふこうき)とは畑を耕さない事を言います。
こんな野性味溢れる野菜を自分でも育ててみたい。と思い両親が以前使っていた庭の小さな畑を借りて2020年から家庭菜園を始めました。
なので、ブログのタイトルは、
「晴不耕雨読家庭菜園日記」
(せいふこううどくかていさいえんにっき)
になりました。