晴不耕雨読家庭菜園日記

さよならモンシロチョウ


今日は薄曇りのち雨。

ここ数日、
毎朝、畑に出て作業をしていると
何処からともなくモンシロチョウが
2匹やって来て
朝のあいさつなのか、
作業している僕の周りを
ぐるぐる飛び回っていました。

今日、午後に畑に出て
ナスを観察していると
地面でバタバタとモンシロチョウが
うごめいていました。

蟻が群がりかけたので

ナスの葉の上に移動させましたが

羽を動かして
また地面に落ちてしまいました。

もう1匹のモンシロチョウが
近くを飛び回っていました。

毎朝来ている2匹のうち
1匹が寿命を迎えたのかも知れません。

もうどうする事も出来ないので
見届けるしかありませんでした。

気づいたら僕は
涙をボロボロ溢していました。

45歳のおっさんが
モンシロチョウ1匹の終焉を見て
涙を流しているとは
誰も思わないでしょう。

ウチの畑に子孫を残してくれていると
良いのですが。

虫1匹でもかけがえの無い生命です。
僕にはもう、
害虫という概念は全く無いです。


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