私たちは支援を受けるだけではない という話

すっかり春の陽気です

コロナ感染がまた増えてしまい、埼玉県内もまん延防止措置がとられる地域が出てきました。

所沢は今のところ該当地域ではありませんが、気を抜かず感染対策をおこなっていきたいと思います。

 

少し前のお話になりますが、3月の緊急事態宣言明け～4月11日の期間、

花とカフェ unebrise（ユヌブリーズ）では、学生さん応援企画をおこないました。

1年前の3月に急遽臨時休校となり、この1年間は休校や行事の中止、給食は無言で・・・等々

色々なことに我慢をしてきた子どもたちを応援したい、という思いの下、

ブーケ無料プレゼント＆カフェ割引

という、学生さん限定のサービスを提供しました

 

きぼう工房では、無料プレゼントのブーケを作成しました

 

花を決められた長さにカットし・・・

花が前を向くように気をつけて束ねます。

花の向き、葉の裏表・・・何度もやり直しをしながら作ります。

今回は、多くのメンバーが関われるように、比較的茎が太くて硬い花を選びました。

慣れていない人は、茎が細いとワイヤーで束ねた時に折れてしまうのです

 

「心を込めて作る」

ということをメンバーに伝えるのは非常に難しく、ピンときていないメンバーもいます。

きぼう工房ではこの作業を、学生さんへのプレゼント・子どもたちへのプレゼント、という意味で

「学生さんブーケ」

と呼びました。

きぼう工房には、特別支援学校の生徒さんたち（学生さん）が現場実習で来るので、

「学生さん」という言葉には馴染みがあります。

自分たちは、もう「学生さん」ではなく「社会人です」という言葉もよく飛び交います。

大人である社会人のメンバーが、子どもである学生さんのためにブーケを作る。

 

私たちはいつも支援を受ける側であるわけではなく、

誰かを支援する側である時もある。

 

今回は、色々我慢して頑張った学生さんたちを、大人として応援したというお話でした