ドキュメンタリー映画「ひめゆり」でお世話になった
プロダクションエイシアさんからのメールを転載します。
とても興味深いです!是非とも見たい!
がウチにはBS無いし~…
スタッフに頼もう…。
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ひめゆりを観る会事務局です。
番組のお知らせを送らせていただきます。
ひめゆりの監督柴田昌平が編集・構成に携わりました。
●よみがえる第二次世界大戦
~カラー化された白黒フィルム~(全3回)
(1)8月12日 水曜深夜[木曜午前] 24:10~1:00
(2)8月13日 木曜深夜[金曜午前] 24:10~1:00
(3)8月14日 金曜深夜[土曜午前] 24:10~1:00
第二次世界大戦の開始から今年で70年。
ナチスの台頭、ヨーロッパ戦線、そして太平洋戦。
埋もれていた記録映像を丹念に掘り起こし、
綿密な時代考証と地道な作業によって、
白黒映像をカラー化しようという試みを、
NHKとフランスの国際共同制作により行ったものです。
<以下柴田より>
多くの方々が精魂こめて進めてきたプロジェクトの最後に
私は編集・構成として携わらせていただいたのですが、
カラー化された映像の力に、大きな衝撃を受けました。
たとえば戦場に投入された日本兵たちの姿。
過去の人ではなく、いますぐそこにいる隣人、
いや自分自身の姿に見えてきます。
あるいはさっきまで笑っていた人たちが、
次の瞬間には想像を絶する虐殺の現場にいる。
日常と戦場との境がいかに脆く崩れるのかを感じます。
番組を編集しながら、祈りつづけるような思いでいました。
平和を守るには、たえざる日常の努力が必要なこと、
人権という概念を、私たち人類は
どれほどの代償を経て得たものなのか、
改めて気づきました。
素材となった映像は、もともとは
プロパガンダ目的で撮影されていたものが大部分です。
また、アジア戦線など、映像が乏しい地域については、
残念ながら今回は触れらていません。
それでも、こうして記録として映像を残してくれたことで
私たちは多くのことを学ぶことができます。
第二次世界大戦をトータルに把握できる画期的な番組になったと思い、
一人でも多くの方にご覧いただきたいと、
メールを送らせていただきました。
(スタッフ)
語り:黒沢保裕
音楽:川井憲次
監修:大森洋平 / ダニエル・コステル
音声:柳田敬大
技術:森田文雄
映像カラー化:フランソワ・モンペリエ
ディレクター:柴田昌平 / イザベル・クラーク
制作統括:片山純一 / ルイ・ヴォードビル
国際共同制作 NHK / FTD / CC&C(フランス)
番組HP: http://www.nhk.or.jp/frontier/warandpeace/0816.html