隔離日記A's

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プロ編入試験

2006年05月27日 15時58分14秒 | 将棋
将棋連盟の総会の結果が報告されました。
財政などは特に興味ありませんが、興味をそそるのはプロ編入制度。

2.プロ編入制度導入について
      賛成 154票、 反対25票、 無効5票、 棄権7票
      A案 108票
      B案  46票

※プロ編入制度A案は下記の通りです。

第57回通常総会の報告
編入制度答申書 A

1 プロ試験

現在のプロ公式棋戦において、最も良いところから見て10勝以上、
なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士に対し、
希望によりプロ編入試験を行なう。
・試験方法は、棋士との5番勝負。試験官は新四段5名を棋士番号順に選出する。
アマが3勝2敗以上で合格。フリークラスに編入できる。

2 三段リーグ編入試験

過去一年間のアマ6棋戦(アマ竜王・アマ名人・朝日アマ名人・アマ王将・赤旗名人・支部名人)
優勝者は、希望により三段リーグ編入試験を受けることが出来る。

試験方法

受験者を二段扱いとして、奨励会二段(場合により初段も含む)と対局。
8局指して6勝2敗以上で三段合格。
合格者は三段リーグ参加資格が与えられ、年齢に関わらず最長4期(2年)まで在籍が可能。
・在籍中の二段降段は退会となる。勝ち越し延長も認めない。

※1・2とも、受験者からは相応の試験料を徴収する

とうとう正式な門戸が開いたようです。
とはいってもアマ→プロへの道はそう簡単ではありませんね。
しばらく瀬川さんのような人材の誕生は無理な気がします。
渡辺明ブログにも色々書かれていますので参照まで。

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