隔離日記A's

雑記と将棋と巡回と

日本沈没

2006年07月17日 09時26分52秒 | 雑記
■土日は元大学同級の友達が大分に遊びに来たので色々動きました。
AM6時に迎えに行き、AM7時半に送りに行きました。眠い。

離合の無い山道をひたすら車で突っ走ったり、
降りる場所の無い橋の下に無理やり降りて川と戯れたり、
ボーリングを二桁ゲームしたり(私はしていないですが)、
釣り道具を買って日焼けしながら釣りしたり。

そんな中で「日本沈没」を見てきました。
いや、正直TRICK2を見たかったのですが、友達の意見に押し切られて。
以下ネタばれになるので反転。

まずは個人的に良かった点。

映像処理やCG処理は凄いですね。あとカメラ視点とか。
地震における衝撃や被害雰囲気、N2爆弾の爆発部分は迫力がありました。
庵野監督や富野監督が関わっていたようで、それらしき部分もありました。
あのシーンからマグマダイバーを思い出した時点で勝ちg

あとリアリティの追求。
多分、本当に日本全土に地震が起きたときのシミュレーションを
本場の人に想定してもらったんでしょうね。
無知なので細かいことは分かりませんが、リアルでした。(東京沈没が遅すぎるけど)
先ほど言った映像処理が効果を倍増させてより臨場感を与えているのだと思います。

加えて窮地に立たされたときの人間心理とか。
政府は多分事実をひたすらに隠して保身のみを考えるでしょうね。
そして何もしないで果てるという意見は、日本人特有なんだろうなと強く思います。
火山灰(?)が舞い散る中、避難する様はリアルにありそうで怖いです。
ただちょっと演技が微妙。これは後述しますが全体的にそんな雰囲気。

終わらせ方。これも良いです。
昔からしつこく言っていますが、「話の終わらせ方」は私が話を見る(読む)上で
かなりウエイトを占めています。それは2次だろうが3次だろうが同じ。
この作品はあそこまで逃げたのに、地震によって道を塞がれて絶望した居酒屋の人たちを
「人を救いたい」と強く願う柴崎が助けての締めは、予想できていても良いと感じさせました。

感動シーンとしては
ラスト>母親の「生きて」>|興ざめの壁|>挿入歌シーン

ということで個人的に悪かった点。

何というか草薙を起用した点。個人見解では微妙に演技が下手なんだよなぁ…
台詞回しのせいかもしれませんが、凄い棒読みというか月並みというか。
特に最後の潜水に入る直前から入った部分などが…う~ん。

あと無理やり恋愛要素っぽいのを詰め込んだ点。
いや家族愛も多岐にあるので良いんですが、飛行艇上昇前の抱き合うシーン。挿入歌のシーン。
あれどうにも無理やりすぎて蛇足感が。
じゃあどうすれば良いかと言われれば、回答は出せませんけど。
でも飛行艇が浮上する部分をバックに、バイクを飛ばすカメラ目線は神掛かっていました。

どうにも恋愛部分と地震部分の監督が違うんじゃないかと思えるくらい温度差がありました。
個人的に、ですけど。家族愛系の感動ばかり見ているからなぁ…

ここまで。個人的総評は75点くらい?
邦画は久々に見ましたが、ボチボチではないでしょうか。

# 噂によると某隣国からオファーがガンガン来ているらしいです。
 そんなに日本が不幸になるのが楽しいのでしょうか。楽しいのでしょうね。
 非是某国から中傷受けるの承知で「日本以外全部沈没」を早く放映してください。
 (ニコルが言っていたので調べてみたら8月下旬くらい?)

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