愛情が注げな

「マジかよ～～っ、タニシって、メダカ食うのかよ～～っ」
完全に夫は引いている。
いったい何が起きたのか…いや、起きてしまったことは仕方ないとして
このタニシを飼い続けることが出来るのか…完全に愛情が注げない状態である。
そもそも、私自身、子供の頃に見た、『人間ポンプ』を名乗るオッサンが、
金魚を飲んだり出したりしているのを見て、そのオッサンのみならず
金魚も苦手になったので、トラウマ克服の為にメダカを飼ったというのに
なんたる事だ Beauty Box…。
魚類全般、飼う気を無くすじゃないか…。

癒しの空間が、一気にホラー劇場と化し、しばしボーゼン…。

ものすご～く、タニシにひいき目に解釈すると、
死んでしまったメダカに、
「おい、しっかりしろっ！」
と、タニシが声をかけているとしたら認知能力？
ほら、身体をゆすって、起こそうとしてる…みたいな？
…いや、そうは見えない…。
見えるワケがないわ……。

これ以上、見ててもタニーにも我々にもメリットは無いので、
即刻、メダカ埋葬。
そしてタニーは、一応、可愛い鉢の中でかわいこぶって鎮座している。

鉢を覗く度に
「おまえさ～…勘弁してくれよ…」
と、つぶやく夫婦natural stone jewelry…。

これからの試練…愛情を注げないものと暮らせるか否か…。
…深い！