もう戻れない時

もう戻れない時

安全に強い関心

2015-12-03 16:22:28 | ぬのぬね

ゲスト松永 和紀さんでクローズアップ現代今週月曜日放映のキケンな食品情報より。

先月26日、WHOの研究機関が、ハムやソーセージなどの加工肉や赤肉の過剰摂取が、がんのリスクを高めると発表した。その直後、国の食品安全委員会は「この結果だけでリスクが高いと捉えるとは適切ではない」とする見解を発表。しかし、スーパーなどでは加工肉の売り上げが下落するなど、危険情報を巡って混乱が広がっている。こうした食品に関する“リスク情報”はいま、世界各国の機関から続々と出され、日本国内に大きな波紋を投げかけている。さらに、ネット上には過激な表現で食品の危険性を指摘するサイトがあふれているが、そうした情報の中には、科学的根拠の乏しいものも少なくなく、情報を鵜呑みにして特定の食品を避けたりする極端な行動は、かえってリスクを高めると専門家は指摘する。あふれる食品の危険情報をどう見極め、どのような食生活を送ればよいのか考えるものである。

都内に住む主婦の本間さやかさんは二人の子と夫の4人家族、出産を機に食の安全に強い関心を持ち、ネットで調べると、食品の危険性を指摘するサイトが数多くあることが分かり、ふだん食べているものも多く、正しい情報かどうかも分からない中、不安を感じているとき、加工肉に発がん性があるなどという内容の記事でした。

その後、“日本人の平均的な摂取量の場合はリスクは小さい”という研究機関からの情報も知りました。しかし、危険に関する情報は一度目にしてしまうと頭から離れず、不安は消えないといいます。

関東甲信越の生活協同組合では加工肉を巡る消費者にはリスクが高いと捉えることは適切ではないとしている。

実際に問い合わせがあったのは僅か10件で、混乱はないように見えました。ところが、報道があった翌週からハムやソーセージなどの売り上げがおよそ10%減少。1か月がたった今も回復していない。

米についてのスウェーデン食品庁と日本の食品安全委員会の見解の違いから、米の無機ヒ素は発がん性で日本人の食生活で、がんが増えていない、EUの場合アジアの移民が米を摂取し警戒して早めに規制をしましょうと。日本人の場合には、米の摂取量が減る傾向にあり、無機ヒ素のリスクというのは下がる方向にある。

食事における米の比重が、海外と日本では全く異なり、米をやめてパンにすると脂質の摂取量が増え、栄養的な悪影響を考えると、基準設定は日本は必要なく、栽培とか品種改良で、米に含まれる無機ヒ素を減らす研究を実施しているが、バランスの取れた食生活が大切ということになる。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿