KERC活動日誌

柏アーリー・リコーダー・コンソート
古楽リコーダーアンサンブルの日々あれこれ

2022年2月12日 練習日誌

2022-02-20 18:15:25 | 練習日誌 2016~ 

 コロナ流行の中、参加を断念なさった方、また入院なさった方がいらして、今回は3名の方合奏練習となりました。普段合奏する機会が少ないデュエットからトリオ・ソナタ、バッハのカンタータ、前期古典派的な曲まで、多くの曲を楽しみました。

◎午前の部
場 所: 豊四季台近隣センター体育館 会議室
出席者: 3名
活動内容:合奏練習
練習曲:
1 オトテール:作品4 組曲イ短調 AA 
2 テレマン:トリオソナタ ハ長調 AABc(Vdg), AAA
3 シックハルト:ラフォリアによる変奏曲 AABc(Vdg)

 早い時間に到着した二人で、まずはオトテールのデュオを演奏しました。有名なフランスのデュエットです。今日は3名で持ち寄ったバロックピッチ(415)の楽器で合奏開始。久しぶりの演奏でしたが十分楽しました。この曲の雰囲気、昼から夕刻という感じですが、朝イチからフランスバロックの雰囲気も良いですね。
 オトテールを3曲ほど演奏してから、チエさんが入ってテレマンのトリオ・ソナタ、ハ長調をガンバの通奏低音で楽しみました。二人のアルトは事前練習していたこともあって快調に進みました。オトテールからテレマンへの展開も鮮やかで楽しめます。ひと通り通してから、通奏低音バスをアルトリコーダに変えてアルト3本でトリオを演奏。この編成もそれなりに見通しの良い合奏を楽しめましたが、通奏低音はガンバのほうが良い感じです。
 続いてシックハルトのラ・フォリア変奏曲から、初見です。ラ・フォリアですから後ろバスは難しいところがある。早くて追いつかない所はテキトーに音符を拾いリズムを保って合奏を楽しみました。これ、特に通奏低音ガンバは練習して次回合奏しましょう。

◎午後の部
場所、出席者は午前と同じです。
活動内容:合奏練習
練習曲:
1 バッハ:コーヒーカンタータ BWV211 より アリア SABc(Vdg)
2 パーセル:シャコニー イ短調 AAB
3 ケラー:トリオ・ソナタ AABc(Vdg)

 バッハのコーヒーカンタータは昨年末グリさんがアルトで合奏した曲で、今回はチエさんがアルトを演奏。難しい曲ですが2本リコーダの丁寧な演奏。これにもう少しノッた感じが欲しい気がします。リズム、フレージング?どうしたら良いのか、またの機会に考えてみましょう。
 続いてヘンリー・パーセルのシャコンヌ、下降するフレーズの曲です。パーセル特有の薄暗くやや重いながらも輝きを感じる雰囲気を意識して演奏しました。もっと鮮やかにこの曲の雰囲気が出せればと感じました。いつか明日香先生にご指導頂きたい曲です。
 最後の曲はケラーのトリオ・ソナタ。チエさん所蔵の全音リコーダーピース譜面ですが、合奏する機会が無なかった譜面との事(こういう譜面、皆お持ちですよね)。どんな曲かな演奏してみると前期古典派に踏み入った新しい曲。時間が無くなり、残念。また3人の時に合奏しましょう。

 今回は3人参加で寂しいかな?と思っていたら、オトテール・パーセル・バッハ・テレマン・シックハルト、そしてケラーと幅広い曲を楽しみました。今回参加できなかったグリさんクロさんイクさん、今度合奏できる機会を楽しみにしております。


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