ケポリンの『人間素人』

ケポリンが人間の素人から玄人を目指す
日々を綴ったブログ

踊らされないために・・所詮道具ですから

2008年03月31日 | カテゴリー以外のネタ

うめめ』ってご存知ですか?
昨年あたりからTVで紹介されるようになった石川出身の写真家です。

彼女のテーマは日常生活で出会う平凡な日常カット。
機材も両親から与えられたカメラ(おそらくEOS5)で、レンズも初心者
が使う標準と望遠レンズの2本だけ。
撮影に関しても、露出、ピント全てカメラ任せ。いわゆるフルオート。

彼女のドキュメンタリーを見ると、とにかく撮りまくる。
おそらく素人目には「とりまくって」いるように見える。
しかし正確には、彼女しか見えない一瞬を撮っているのだろう。

素人は無知ゆえ、とかく雑誌やメディアの情報に踊らされる傾向
がある。ピントがどうとか、設定がどうとか・・。
特にケポリンのようなスペックオタクには耳が痛い話なのだ。

プロと言われる人間の感性や感覚は、時として精密機械を越える
ケースもあるが、これは多く場合一つの事を生業にしてるケースで
あって、日常生活での感覚などは結構鈍感でいいかげんなものだ。

某TV番組で、芸能人があらゆる分野の一流三流を当てるものが
あるが、それを見るたびに「人間の感覚や記憶なんて適当なんだ」
と思う。
自分の「良い」と思った数値化できない独自性こそが、皆に共感や
感動を与えられる重要なスペックなのだろう。



流石に疲れが・・・

2008年03月20日 | カテゴリー以外のネタ
祝日と言えどもゆっくり休めない時期。
本日は子ども会の行事でボーリング。
今年度で卒業となる6年生を送る会と新規の1年生を歓迎する会である。
4人卒業1人入ってマイナス。この地区も例に漏れず少子高齢化。


2ゲームでも背筋にきます・・


終了後は近くの公民館でお食事会。
親たちは懇親会。先週から酒続きで若干遠慮ぎみ。
次年度から子ども会の役員も回ってくるし、おそらく
親として一番子供の行事に関わる時期なのかもね。



送別会第3弾

2008年03月19日 | カテゴリー以外のネタ
画像は1枚目のみ40D。残りは全てIXY55・・・


送別会第3段目。職場近くの寿司屋


ナマコはダメ・・・ブリはまずます


おそらく鱈を揚げたものにガーリック風味のホワイトソース


普通の刺身。半分残した・・・


しめの握り。

この会の幹事をおおせつかったケポリン。
早速写真係りに立候補し40Dと共に頑張った。
送別会では何時シャッターチャンスが来るか分からない。
こんな時でも40Dは咄嗟のシュチュエーションが訪れても
すばやく合焦してストレスを感じる事無くシャッターが切れる。
この感覚は説明できない気持ちよさだ。
このレスポンスこそコンデジにはない快適さだ。

思考錯誤

2008年03月17日 | カテゴリー以外のネタ
送別会翌日は娘のピアノの発表会。
舞台が明るくて客席が暗いめったにない場面。
あちこれ条件を変えてみながら写りの違いを確認。

ピクチャースタイルはスタンダード
WBはオート。


ストロボ発光禁止モード


フルオートで撮影。なのでストロボは当然発光。
あ~あ~、ピアノに反射しちゃってるよ。
最適な場所確保は撮影以前の問題です。
だって、最高な場所は業者が前三列入れなくして陣取ってるんだもん(怒)


Pモードで露出+1/3 ISO800
AFポイントを中心1ポイントにしてセオリー通り目の辺り
でピント合わせる。

撮影条件ひとつで背景の色合いが変わって雰囲気が変わる。
外部ストロボや明るいレンズがほしくなる。

今回はJPEG+RAWで記録したのだが、RAWはパソコンでの
加工・修正自由度が高くてこれはいい。
20インチ以上のモニターがほしくなっちゃうよ~。



イベントラッシュ

2008年03月16日 | カテゴリー以外のネタ

背中と腰に鈍痛、生アクビが残る宿直明けにイベントラッシュ一発目。
今年定年退職される部長の送別会で『銭がめ』へ。

EOS40Dも実践デビュー。実力拝見。


金沢湯涌の更に奥地。雪がまだ残っております。
4段分の手振れ補正でストロボ発光禁止の手持ち撮影でもココまで
写ります。(シャッタースピードが遅いので当然動く被写体はぶれます)


前田の殿様が鷹狩りの休憩で使用したお屋敷とな・・・。
写真は露出+2/3なので明るいけど実際はもっと薄暗い。
ここでも手振れ補正が効果を発揮!
しかしいろりの煙がけむい・・・。


料理は、山・川のものが中心。
メインは味噌仕立てのボタン鍋。
言われなければ豚肉と思うくらい臭みもなく美味。


イワナにピントを合わせて、露出を-1/3のPモードで撮影。
墨火のホンワカした感じ出てますか?


一年・・・

2008年03月13日 | カテゴリー以外のネタ
以前の職場を辞してから明日で1年になる。
現在の職場に移り、慣れるまで随分時間がかかったのは
加齢に伴う思考の硬化進行による柔軟性低下とも言える。

どんな仕事にも甲乙あるわけで言い出せばきりがない。
現在の職場は交際費はかかるし、無報酬の協力を求められる
事が多いのだが、見識や人脈を広げる点では悪くない環境で
ある。
以前の職場では考えられなかった環境で、正に『人間万事塞翁が馬』である。

さて、この時期は人が動く季節である。
ケポリンの職場も例に漏れず、送別会ラッシュと内示を控え
戦々恐々である。
しかし、騒ぎ以上に一年目の新参者にはただただ成り行きを
見守るだけで、正に風任せなのだ。


撮り比べ・・・

2008年03月09日 | カテゴリー以外のネタ
純正のフードを購入。
こんなプラスチックが・・・千・・・百円。
しかし、made in Japan とプリントしてある。

気のせいか、実に気持ちよくレンズに『サクッ』とはまる(気がする)
プラスチックと言えども加工精度に手抜きはなさそうだ。
やはりカメラは日本が世界一だと思う。

早速試し撮り。
内灘の公園にある展望台から、河北潟越しに白山方面を望む。
今回は画質の雰囲気の差を感じていただくのが目的で、画角のみ
合わせて、撮影条件は合わせていない。
オリジナルを800×800にリサイズ

IXY DIGITAL55(500万画素)
JPEG FINE
オリジナルサイズ:2048×1536
絞り:f/5.6 ISO:オート
露出補正なし AWB


EOS 40D(1010万画素)
JPEG Large
オリジナルサイズ:3888×2592
絞り:f/13 ISO:100 1/250秒
露出補正なし AWB ピクチャースタイル:風景



リサイズしてるからパッと見には分からないけど、ジックリみると
輪郭や細かい箇所の解像度が違う。
四つ切くらいの大判で写真にすると差がはっきりすると思う。

春の日差しが強かったのでコンデジの液晶が見えなくなり
フレーミングがしにくい。日差しの強い外の撮影にコンデジは不利だ。

春先は空気がほこりっぽいためか、山がモヤ~っとしている。
空気が澄んでいる時は本当に素晴らしい見晴らしなんだよね~。


食べるということ

2008年03月06日 | カテゴリー以外のネタ
遅い夕食の時、妻がまくし立てて言う美容院で聞いてきたという話。

妻が最近白髪が増えたのでカラーリングに行った時、店員から
「昔は白髪を染める年齢が今より10年は遅かった」
「食べ物の変化なのか白髪が出始める年齢が早くなってるようです」

から発展した話。

その美容院の社長が、某火葬場に勤務する職員と飲んだ時の話だそうで・・

「最近の遺体は、年齢が若いほど火葬終了までの時間が伸びている。
 確かに若い遺体は脂が多く、老人は乾燥しているから火葬時間の差は
 当然あるのだけど、近年明らかに年齢が若くなるにつれて火葬時間が
 延びている」のだそうだ。

理由として考えられるのが・・・食の変化。
添加物や保存料の多い食品を日常的に食しているため、体内に蓄積され
それが火葬時間遅延に繋がっているのではないか?という言い分だ。
信じるかどうかは「あなた次第」なのだが一考させられる話ではある。

人生の総時間において、睡眠時間の次に食べる時間がおそらく長いはずで
多くの割合を飲み食いの行為に費やしているはずである。
人にとって食べ物を制約されると事ほど多大なストレスを感じる事はないし
ボケても食べる欲求だけは残る。

飽食の中でおこる多方面の問題。日本も半世紀前までは満足に食べられない
時代だったはずなのに、いつからこんな贅沢な悪循環が始まったのだろう?
最低の自給率。温暖化による食物減少。世界でトップのフードマイレージと
バーチャルウォーターの国、日本。
曲がった傷のある食品はイヤ!安ければいい!という心の中にこそ諸悪の
根源がありそうだ。


2・6・2の法則

2008年03月04日 | カテゴリー以外のネタ
「2・6・2の法則」で検索すると実に多くの情報がヒットする。

会社を組織する人間の・・
2割はリーダーシップを発揮し利益を生む。
6割はそのリーダーに誘導され業績に関しても可も無く不可もない。
残りの2割は会社にぶら下がる。

というものだ。

注目すべきは、2割のエリートばかりを集めてプロジェクトを
させても、ぶら下がり2割を集めて仕事をさせても、時間と共に
この構成比に収まることだ。
これは構成比にこそ違いはあるもの、アリの世界にもあるし、食物
連鎖の大きな循環でもある事なのだ。

巨人が巨額をつぎ込んで補強しても最強チームになれない理由は
監督のせいではなく、この安定の摂理によるものだ。

それでは、並や下がそのような人間なのか?と言えばそうとも言えない。
十分な能力があるのに「そうなれないだけ」の隠れた人間も存在する。
それは、その人間が置かれている環境の影響が大きい。
上の人間が循環しなかたっり、人との運命的出会いで開ける事もめずら
しくない。
人にはそれぞれの立場と境遇によって果たすべき役割があるのだ。

大切なのは、自分の立場が今どこなのか?をしっかり認識することで
あり、もっと言ってしまえば立場以上の仕事は不要なのだ。
その機会が自分に回ってきたその時に必要な役割を果たせばよいので
あってあせる必要はない。そう思うだけで人生ずいぶん楽になる。
自分がいなくても、必ずその穴は自然に埋まるのである。