雨 秋の雨
濡れた
一枚の葉っぱが
枯れそうになっていた
一つ目の記憶を 目覚めさせる
それは 初めてあなたと
手を繋いで 歩いた道
雨の冷たさよりも
あなたの 手のぬくもりが
私の心と身体を 温めてくれていた
懐かしい 記憶の中で
雨は 強くなるばかり
最初の記憶が 連鎖して
二つ 三つと 更なる記憶を呼び覚ます
その時も また雨で
秋の化粧した 木々の下
傘もないまま
濡れた 私の前髪を
あなたの指が そっと分け
恥かしさのあまり
うつむいてしまった私のおでこに
あなたの口唇が・・・
それは
私の身体に 雷が落ちた瞬間
目の前の 同じ風景なのに
木々の色が 鮮やかに 変わって見えたわ
驚いた私を
そのままそっと 抱き寄せて
気付いたら
震えた私の口唇を
鎮めるように
あなたの口唇が重なっていた
雨が 止まない限り
あなたの記憶は 広がるばかり
ひとつずつ
今日はゆっくり 懐かしみましょう
そのうち いつかは
ぼんやりにしか
見えなくなっていくものだから・・・
* * *
― The sky ―
2014.10.22 午前 ＠つくば市
「 モノクロになった秋の空 」
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一枚の葉っぱが
枯れそうになっていた
一つ目の記憶を 目覚めさせる
味わい深いですねぇ
とあるブログで、伺ったのですが
枯れたは、禅では褒め言葉、らしいです
この枯葉を見ているとそれも頷けます
ありがとうございます
悲しかったり、悔しかったり。
そして、コソバユイ思い出だったり。
ステキな出会いと別れ・・・・
そして・・・・・アチッチ・・・アチアチ・・・・
秋雨に枯葉……イブ・モンタンが唄うシャンソン、「枯葉よ～」？が頭に浮かびました。
まさしく歌にぴったりの光景と散文詩(^.^)
でも、イブ・モンタンは大昔で知る人は、もういないですかね～？！
でも、良い歌でした(^.^)
またまた、今日もシビレさせて頂きました。
シトシトと降りり続ける里山の秋雨を眺めながら、哀愁ドラマの余韻にひたっております。
つい若かりし頃の想い出に浸って居ました。
あのころは良かったです(*^。^*)
「アニョ～」は、「アニエヨ」ともいい
いいえ そうではありません♪という言葉ですが
あなたの奥底に眠る記憶は、きっとこれから先も
色鮮やかさをますのでしょう。
清純は乙女が・・・羽衣をいちま～い、また一枚
肩からハラリと落とすように ・・・鮮やかさを纏うでしょう。
いいなぁ～そのような想い出があるって♪
魔法の部屋に紛れ込んでしまったみたいで
抜け出せなくなりました（笑）
いつもお返事は夜中になってしまって、
すみません。
禅の世界は、
一見不要物と思われるものに、
命を吹き込むというか、
愛を引出すのかもしれませんね。
枯れたが、褒め事はとは知りませんでした。
なんでしょ、勇気がわいてきましたよ（笑）
いつもありがとうございます。
毎度、夜中の返信コメですみません。
想い出に浸るのも悪くないですね。
雨の日は、特に枯葉も美しく見えます。
そんな時は、
切ない心まで呼び起こしますね。
最後のアチッチ・・・が受けちゃいました（笑）
いつもありがとうございます。
またまた夜中のお返事になってしまいました。
ごめんなさい。
歌手の方のお名前までは知りませんでしたが、
「枯葉」の曲は知っております。
大好きでした。
いえ今も好きな歌です。
前奏も素敵なメロディーですよね。
若い頃はピアノでよく弾いておりました。
いつもありがとうございます。
またまた、
日付を越えてからのお返事コメントに・・・
すみません。
里山の風景は、
いろんな思いを馳せることができるのでしょうね。
雨は、不思議な力を持っていたりしますね。
いつもありがとうございます。