ケンタシノリのバルコニーから眺めて

ユーロビジョンソングコンテスト2024(その3)

 昨日の早朝に配信されたユーロビジョンのセミファイナル1日目をリアルタイム&アーカイブで視聴したしたので、これを見た感想を書いておきます。

 リバプールで開催された昨年の大会でスウェーデンのロリーンが『Tattoo』でグランプリを獲得したことに刺激をうけたのか、昨日のセミファイナルでは女性のソロアーティストが数多く出場していた印象を受けました。
 キプロスやスロベニアは情熱的かつ激しいダンスナンバーを、セルビアは透明感あふれるバラードナンバーをそれぞれ歌い上げています。
 そんな中、アイルランドのバンビー・サグの『Doonsday Blue』はバックパフォーマーと作り出す『天使と悪魔』の世界観を生かした歌唱力で大きなインパクトを与えました。
 フィンランドのWindoes95manの『No Rules!』は、共演のボーカリストと熱唱しながら、自らが見せるきわどいパフォーマンスで観客を大いに沸かせています。なお、彼の象徴といえる『Windoes95』ロゴの入ったTシャツはユーロビジョンの主催者であるEBU(欧州放送連合)からの許可が得られなかったため、当該ロゴにぼかしを入れたTシャツで登場していました。
 この他で注目したのは、女性2人のツインボーカルで一方はラップも兼ねるウクライナや、当日の参加国では唯一ロックサウンドで挑んだクロアチアの2か国です。
 今回からは、BIG5や主催国もインターバルの扱いでセミファイナルのパフォーマンスを行うようになりましたが、その中ではイギリスのオリー・アレクサンダーの『Dizzy』における宇宙船内を思わせるパフォーマンスや、スウェーデンの兄妹デュオであるマークス&マーティヌスのデジタル画面をイメージした世界をバックに歌い上げているのが印象に残りました。
 ファイナルに進出したのは、セルビア・ポルトガル・スロベニア・ウクライナ・リトアニア・フィンランド・キプロス・クロアチア・アイルランド・ルクセンブルクの10か国です。
 アイルランドは、ポルトガルのリスボンで開催された2018年以来6年ぶりのファイナル進出となります。また、31年ぶりにユーロビジョンに戻ってきたルクセンブルクもファイナルに進出しました。
 その一方で、前回ファイナルに進出したポーランドやオーストラリアなどがセミファイナルで敗退して涙をのむことになりました。


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