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トドの山歩き、渓流釣、写真クリップ

中年太りの軍団の山登り及び渓流釣情報
山に関する写真もたくさんあるよ!

自然観察の仰烏帽子山山行 単独

2006年10月01日 | 山歩き
                                        元井谷登山口より仰烏帽子山を望む
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9月30日(土曜) 

仰烏帽子山(1301.8m)山行  歩行時間:5時間
 元井谷登山口(8:20)- 二本杉(9:30)- 仏石分岐(10:05)- 展望台分岐(10:40)- 仰烏帽子山山頂(11:00 休憩 11:40)- 展望台分岐(11:55)- 展望台(12:00)- 展望台分岐(12:05)- 仏石分岐(12:30)- 仏石(12:40)- 仏石分岐(12:50)- 元井谷登山口(14:05)


前夜、上陽町からトドイーさんと泉村経由で八代市の東陽町へ。東陽交流センター「せせらぎ」の駐車場で夜空を見て宴会後テント泊。 朝、起床して軽い食事をしてトドイーさんは河俣川でヤマメを釣ることに。釣りポイントを探しトドイーさんを降ろして、私一人で仰烏帽子山に登る。 元井谷登山口に車を駐車して登山準備を済ませる。8時20分登山開始。 谷筋の自然樹林帯の登山道を登って行く。仰烏帽子山は2月末~3月初旬にかけての福寿草目当ての登山が多い。
福寿草が咲く仰烏帽子山のHP(参考)
http://www.satsuma.ne.jp/myhome/masa0691/2004sankou/kiroku2004-3.htm
要所要所に立入禁止のロープが張ってあり、看板も多く見かける。山は樹木も多く又、樹種も多い。 看板が掛けられており自然観察の助けとなる。 ガレた谷中も通り、谷は二俣となる。右に谷を入ると行く手に二本の巨杉が。夫婦杉の看板があった。谷上流は植林となり、急登を登り上がると仏石分岐である。右の植林の稜線を歩く。カルスト地形で石灰岩が数多く突立ている。植林の急登から二次林に変わると道は平坦で足取りも軽い。 やがてアセビのトンネルを抜けると頂上に達した。四周展望が利き白髪岳や市房山が見える。 日影を見つけてシートを敷き食事。 気持ちも良く久しぶりに山頂昼寝を楽しんだ。 下山は往路を引返した。途中、展望所や仏石近くまで行き寄道した。登山口まで降りたのはまだ早い2時であった。 着替えてトドイーさんとの待ち合わせ場所に戻った。 




元井谷登山口                            カツラの大木
    



ヤマグワ(山桑) クワ科                         ニワトコ(スイカズラ科)
    



涸沢沿いの登山道                         サワグルミ(サワグルミ科)
    



二俣分岐 右の沢に入る(僅かに水流を見る)         マユミ(真弓)
    



ケヤキの大木                              夫婦杉(メオトスギ)
                  



サルナシ(猿梨) マタタビ科                       ミズメ(夜叉五倍子) カバノキ科
    



水場 おいしい水が湧き出ていた                 苔むすブナの老木
    



仏石分岐 頂上まで1.5km                     エゴノキ(ハイノキ科)
    



植林のカルスト地形 突立ている石灰岩              自然樹林帯の登山道 落葉を踏みしめて行く
    



ヒメシャラ(姫紗羅) ツバキ科                      展望台分岐
                  



アセビ(馬酔木) ツツジ科                       ナツツバキ(夏椿) ツバキ科
    



リョウブ(リョウブ科)                           ホオノキ(朴の木) モクレン科
    



エゴノキ(ハイノキ科)                           ハイノキ(灰の木) ハイノキ科
    



仰烏帽子山山頂                          白髪岳方面
    



市房山方面                             山頂に咲いていたリンドウ
    



ヒヨドリバナ                               展望所からの展望 白髪岳方面
    



展望所からの展望 市房山方面                 ママコナ
    



石灰岩頭仏石                            林道カーブの元井谷登山口に降りた
    



トドイーさんの釣果

森林浴満喫の本谷山山行 単独

2006年09月29日 | 山歩き
                                        尾平より本谷山を望む
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9月28日(木曜) 

本谷山(1642.9m)山行  歩行時間:6.5時間(ロスタイムを含む)
 尾平越北登山口(8:10)- 尾平越(8:45)- ブナ広場(水場)(9:25)- 三国岩(10:50)- 本谷山山頂(11:10 休憩 11:50)- 尾平越(14:30)- 尾平越北登山口(15:10)


前夜、高千穂温泉館の温泉に入りテント泊。朝5時に起きるも空は霧で雲っている。 6時を過ぎても天候は変わらず、尾平越の登山口まで移動することに。天岩戸神社を過ぎる頃には霧もはれ、晴天に。 8時前に尾平トンネル北側出口の登山口に到着。準備して登山開始。北側の尾平側から登るのは初めて。30分余り急登を登り上がると尾平越の縦走路。平坦な縦走路を傾山方面に歩く。縦走路は自然樹林が生茂り、視界は悪いが風が吹きぬけ天気も良く気分良く歩く。 途中、ブナの大木が群生する広場に差掛る。ここは縦走路の中間地点。水場もありテント張るには良い場所である。いつか、テント泊したいと思う。 縦走路途中ピークの丸山に登ったと思うが標識は見かけなかった。本谷山付近の三国岩は展望が利き祖母山山系が見通せた。山頂は展望が無く、食事をして早々に下山。 30分くらい下った所で忘れ物で山頂に引返す。 1時間ロスして尾平越に往路を引返した。 尾平越から登山口降りる際、ここでも道迷いで15分程ロス。 登山口に下山したのは3時過ぎ。尾平から竹田経由で帰宅。途中、トドイーさん宅に寄り、昨日釣ったヤマメを差入れた。 

登山口の駐車場から見た障子岩尾根              尾平越の縦走路に登り上がる
    



縦走路から見た障子岩尾根                   縦走路から見えるのは丸山?
    



テントを張るのにいいブナ広場                    ブナの大木が茂る広場
    



ブナ広場にある水場                        縦走路から見えるのは丸山?
    



展望のきく三国岩                          三国岩からの祖母山系
    



三国岩からの北側展望                      本谷山山頂 展望は無い
    



帰路の展望所から見た南側展望                縦走路のブナの老木
    



辿り着いた尾平越登山口

トリカブトも花をつけていた天主山山行 単独

2006年09月21日 | 山歩き
                       鮎の瀬新道登山口方面から天主山を望む
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9月20日(火曜)  後 

天主山(1494.1m)山行  歩行時間:6.5時間
 林道駐車場(9:00)- 鮎の瀬新道天主山登山口(9:25)- 天主の舞台(11:00)- 天主山山頂(12:55 休憩 13:15)- 鮎の瀬新道天主山登山口(15:30)- 林道駐車場(15:50)


朝4時にセットしておいた携帯のアラームが鳴る。  起床して山行の準備。5時前には家を出て、快晴のもと熊本経由で山都町へ。青葉の瀬から153号線の「大しめ縄」の標識のある鴨猪川林道進入口に。着いたのは8時前。ここから林道に入るが道は整備されておらずガタガタ道。  おまけに台風13号の後。樹木の枝葉が道に落ちている。  進むにつれて道の荒れようがひどくなる。とうとう立木が倒れて道を塞ぐ。  心もとなくなり登山を断念。引返すことにして林道を降りていった。そこに1台の乗用車が登ってくる。聞くと登山で来たとの事。下見もしておりここから歩いていけるとの事。一行は男二人女五人の初老のパーテイ。同行させてもらう事にして車をUターン。  降りて来た林道を引返し、駐車できる広場まで戻る。登山口まで一緒に歩くことに。道中話も弾んだ。鮎の瀬新道登山口まで30分弱。ここからは北側尾根の取り付き。手掛りのロープもぶら下がる絶壁とおもえる急登。  ロープを掴み木の根を掴みながらの進行。これから先は800mの高低さ。  1194mのピーグで急峻な登りの連続であった。しかし、登山道は自然林の中で気持ちは良い。急峻のため先を譲られ先行したが、途中スタミナ切れ。  先を譲り一人休憩しながら登った。追いついけたのは山頂であった。それまではきついながら、森林浴や心地よい風を楽しんだ。  山頂付近に近づくと石灰岩が覆い、楽しみにしていたトリカブトが花を咲かせて待っていてくれた。  又、ヤマシャクヤクが赤や紫の実をつけていた。斜面には群生しており、5月頃は斜面一杯に白い花を咲かせる。又、ギンリョウソウ,ニリンソウ,ヒトリシズカ,ハイノキ,オトコヨウゾメなど稀少植物や木の花が見られるとの事。新緑の頃再度来たい山である。頂上に着くと先のパーティが昼食休憩を終えた頃であった。  写真を撮り合い私は食事休憩に入り、パーティは下山していかれた。山頂は眺望はきかず楽しみがない。食事した後は写真を撮りながら、急峻な尾根道を下って行った。 



鴨猪林道進入口 「大しめ縄の標示」がある          駐車した林道広場
    



鮎の瀬新道登山口                         最初の1194ピ-クの天主の舞台
    



山頂付近の石灰岩地帯                      お目当てのトリカブトの花
    



石灰岩の傍に咲くトリカブト                      魅惑的なトリカブトの花
    



トリカブトの群生                            花をつけた後のヤマシャクヤクの実
    



実をつけたヤマシャクヤクの群生                   天主山山頂
    



頭上を覆うモミの大木                       カメラに収まらない位大きいモミの木
    



緑が気持ちいい登山道                      ヤマメもいそうな林道傍を流れる鴨猪川
    



駐車した林道広場から見た天主山


男2人で鬼の目山~鉾岳山行

2006年09月04日 | 山歩き
                                      鹿川キャンプ場方面から鉾岳、鬼の目山を望む
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9月3日(日曜) 

鬼の目山(1491m)~鉾岳(1277m)山行  歩行時間:6.5時間
 鹿川登山口(7:30)- 林道(9:30)- 鬼の目山頂(11:05 休憩 11:45)- (食事休憩 20分)- 鉾岳山頂(13:30 休憩 13:45)- 林道(14:10)- 鹿川登山口(15:30)


温泉: 山鹿温泉 さくら湯(150円)
           熊本県山鹿市大字鹿6-1
http://www.asahi-net.or.jp/~ck4t-hri/kydo/kydo/yamaga.htm

前夜、トドイーさん、コガさん、私の3人で出発。比叡山駐車場に10時到着。3人で宴を始める。 朝は5時過ぎ起きて、トドイーさんを釣りのポイントへ。私はコガさんと鹿川キャンプ場へ移動。7時半より2人で登山開始。鉾岳は7月登頂済み。今回は鬼の目山がメイン。コガさんは初めて。登山も1年ぶり。駐車場で一緒になった宮崎からのシルバーの男女5人組を追う形。途中、追いつく。そこからは林道の鬼の目山進入口まで同道となった。彼らは国見山に登るため進入口で別れた。コガさんはしっかり着いてきて、途中の景観にしきりと感動していた。 先回、鬼の目山は沢沿に登り始めたが途中断念した。今回は時間にも余裕があり、沢から急斜面の上りを、休憩しながら登った。展望がきく所で休憩していたら、中年の登山者が一人登ってこられた。一時話が弾んだ。 又、山頂から下山してこられた6人組にも出会う。今日は結構登山者と出会う。鬼の目山頂では先程の登山者が休憩しておられ又、山談義になった。山頂で別れ、更に休憩して林道に下山した。林道からは引返し、鉾岳に向かった。途中、ナメの美しい谷に出て、食事休憩を取った。大ナメでは水も流れ風もあり涼しく、心地よい休息となった。 鉾岳山頂では岩峰に下り、景観を楽しんだ。岩峰では国見山に登った5人組と一緒になった。下山では先行した5人組を途中で抜き下山を急いだ。3時半駐車場に。服を着替えて待合せ場所に車を走らせた。 トドイーさんはヤマメと一緒に待っていた。帰りに車で山鹿温泉まで行き食事と入浴を3人で楽しんだ。

鹿川キャンプ場駐車場に駐車              登山口からコンクリード装の登山道を歩く
    



林道から右へ進入                    巨石が転がる谷を右岸へ渡る
    



鉾岳谷の滝                        本谷上流のナメで寛ぐ登山者
    



林道分岐 右に林道を進む              正面に鬼の目山が見えてくる
    



鬼の目山頂進入口                   登山道途中の眺望
    



鬼の目山山頂                      林道から鉾岳の登山道に下る
    



鉾岳山頂                         北側展望 大崩山群
    



巨岩の岩峰                        復路から見た鉾岳の雄姿
    



トドイーさんの釣果


雷雨の扇山~白岩山(霧立越)小屋泊り山行 単独

2006年08月25日 | 山歩き
                  東側から霧立越を望む
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8月23~24日(水~木曜)
23日(水曜)   後 
24日(木曜)   後 
 

扇山(1661.3m)~白岩山(1646.4m)(霧立越)W縦走  歩行時間:8.5時間
 ゴボウ畑登山口(13:50)- 白岩峠(杉越)(14:15)- 扇山山小屋(18:25 小屋泊)
 扇山山小屋(8:20)- 扇山山頂(8:45)- 扇山山小屋(9:15)- 平家ブナ(10:20)- 水場分岐(13:00)- 水呑の頭分岐(13:05)- 白岩山山頂(13:30)- 白岩峠(杉越)(14:00)- ゴボウ畑登山口(14:25)

    

温泉: 山鹿温泉「さくら湯」 (150円)
           熊本県山鹿市大字鹿6-1
http://www.asahi-net.or.jp/~ck4t-hri/kydo/kydo/yamaga.htm

午前9時半、家を出る。山鹿~大津~高森経由で五ケ瀬スキー場を目指す。スキー場からは林道を通り、ゴボウ畑登山口に。此処でコンビニ弁当で腹ごしらえ。 2時前に登山開始。広い遊歩道を歩く。落葉広葉樹が覆い、真夏の天気だが涼しい。 行手に数本の杉が見えると、霧立越の白岩峠(杉越)。山道は那須大八郎や西郷隆盛も歩いた道。道脇はクマザサも生茂るが、整備されていて歩き良い。白岩山分岐に差掛るも、明日登ることにして先を急ぐ。鹿用防護ネットで囲われた石灰岩峰植物群生地も抜ける。相変わらず平坦な縦走路を歩くが、雷が鳴って雲行きが怪しくなった。 やがて雨が降り出しカッパを羽織る。更に雨と雷が激しくなった。 ザックに入れておいた緊急用のツエルトを取り出し、道傍で被って退避する。 山小屋まではまだ道半ば。時刻も4時近く。近くに鹿の鳴声も聞こえ不安な気持ちにもなる。 小1時間も経ったであろうか。小雨となり再出発する。雨具で歩きにくかったが6時半頃、縦走路正面に山小屋が見えた時、心底ほっとした。 小屋は鍵が掛かっていたが、キーも取り付けてあった。まだ外は明るかったが、小屋に入りヘッドライトをつけた。小屋には囲炉裏もあり、炭に火をつけ薪を燃やた。濡れた服を乾かしに取り掛かった。しかし、火付きが悪く煙が小屋中に充満した。目や喉が煙で痛くなった。 火の番を夜中の12時までしたが、眠くなりツエルトに包まり眠りに着いた。生渇きの服で朝まで寒かった。 


 翌朝5時にセットしておいた携帯電話のアラームで、目が覚めた。まだ、外は暗く暫く横になり、明るくなるのを待って起き上がる。外の様子を伺い、近くの水場で顔を洗う。ゆっくり朝食をして、休息。8時20分にザックは置いたまま小屋を出て扇山に向かう。天気は良いが山はガスっている。山頂もガスって展望は良くない。 写真を撮って、すぐに山小屋まで下山。水場で水をペットボトルに満たす。気分良く往路を歩く。 途中、草花や平家ブナ、森林浴を楽しみながらゆっくり歩く。足元は落ち葉が柔らかく心地よい。 途中、水場にも寄る。水は少ない。白岩山石灰岩峰植物群生地では花咲く植物をカメラに収めた。県指定の天然記念物の植物が多く群生する所。改めてその多さに驚く。 季節ごとに再度来たいと思った。白岩山山頂も石灰岩がむき出しており、庭園の様。 南の展望が望める。しかし、日差しがきつく縦走路に下りて食事をした。白岩峠(杉越)から登山口に下りる頃、又しても雷と共に雨が降り出した。 カッパを着るのも煩わしく、登山口まで一気に駆け下りていった。 




ゴボウ畑登山口に駐車              白岩峠(杉越)
    



自然樹林の登山道 涼しい         白岩山分岐 鹿防護ネットが張ってある
    



西側展望が開ける              夕刻辿り着いた扇山山小屋 
    



扇山山小屋から白岩山に登る        山小屋近くの水場 豊富な水が 
    



日本庭園風の扇山への登山道      扇山山頂 残念ながらガスって視界が悪い 
            



北側展望                     2本の木が絡みあう夫婦の木
    



大木のアーチ                苔むすブナの大木
        



森林浴で気分も最高             縦走路傍にはシコクママコナの群生
    



枯れた平家ブナ                   夏でも涼しい縦走路 
             



途中の展望所からの西側展望        標識のある水場 水量は少なかった
    



白岩山石灰岩峰植物群生地の草花     ホタルブクロ?の花
    



いぶきしもつけ?の花             石灰岩峰の白岩山山頂
    



南側展望                     白岩峠(杉越)に 登山口にはもう一息
    



下山したゴボウ畑登山口