前穂で宿題完結
<恒例の奥穂~前穂縦走>
今夏の自己課題のやり残しとなってた前穂高岳に登頂してきました。
夏休みは、北穂、涸沢岳、奥穂 そして、ジャンダルム~西穂へ縦走してしまったので、
前穂だけ登り残していたのだ。
1日目の上高地では霧がかかり、稜線は見えずの天気であったが、2日目は
奥穂も 前穂もアルプスの青空と共に大好きな山岳展望を楽しむことができた。
私が、最も愛する山、穂高。 今年も登らせてくれて ありがとう。
山行記録=1日目
早朝の上高地。バスターミナル広場で出発準備をする登山者たち。
河童橋からの定番の眺め。
1日目の朝は、残念ながら、霧で視界も悪く、稜線も見えない。
こんな時は、五千尺ホテル前の案内板にて、見える風景を想像しよう。
明神館前。 天気は、高くもり。
遊歩道を進むと 力強く朝日が射してきた。
稜線を覆っていた雲が取れ出して 明神岳が姿を現す。
前穂もだいぶ見え始めた。
遊歩道には、ノコンギクがあちこちに咲いている。
秋の訪れを感じる。
徳澤園前の広場にて。 太陽優位に!
横尾にて。 夏の最盛期の喧騒はなく人もまばらだ。
影がはっきり映るくらい晴れているが、稜線の雲が取れない。
今回、明神から穂高岳山荘までを共に歩いたジャンボ亀さんと翔ちゃん。
屏風岩。 カモシカがレクチャー。
初めて見る屏風岩のボリューム感に圧倒されていたお二人。
本谷橋~Sガレのきつい登りの終盤、一部雲が覆っているが穂高が姿を現した。
石畳の登りになると涸沢ヒュッテも近い。
ナナカマドのトンネルの中に ヒョウタンボクの赤い実を見つけた♪
山の秋の始まりを告げる植物の変化。夏には双子の真っ白い花だったのに。
チングルマもご覧のとおりだ。
下界はまだ30度を越える暑さが続いているが、山はもう秋です。
お気に入りの涸沢カールの眺め♪
夏山の延長で眺められるのもあと僅か。
いつまでも眺めていたい ワン・だふるぅ~~な眺めです♪
朝の河童橋からの眺めと比較してみよう。 何とか青空ゲットです!
涸沢カールを白出のコルを目指して登って行きます。
前穂北尾根が大きく見えています♪ 6峰にタヌキ岩も確認できますね♪
涸沢槍もぐ~~んと近づいて見えてくる。
ザイテングラートへの取り付き。
ザイテングラートの登り。
ザイテンの中腹から涸沢カールを見下ろす。
イワギキョウに励まされながら、白出のコルに建つ穂高岳山荘に到着する。
2日目・・・メインの奥穂~前穂だ♪
日の出前、ご来光が昇る方向、白出のコルから常念岳方面を望む。
奥穂への取り付きへの登りにかかる。
奥穂山頂に向かう稜線で ご来光を拝む。
モルゲンロートの染まる槍、北穂、涸沢岳の3,000m級トリプル。
ズームイン!
これから登頂する前穂も薄らモルゲンロートに染まる。
奥穂山頂が朝陽を受けて 金色に輝く。
厳ついジャンダルムの全容が望めるようになると 奥穂山頂はすぐそこだ。
年に複数回立つ奥穂高岳山頂<3,190m> 今回も大快晴の山頂だ♪
奥穂からの展望 ↓
奥穂から延びるジャンダルム方面への縦走路。
コブ岩の頭、ロバの耳、ジャンダルム、左奥下に西穂高岳のピークも見えている。
乗鞍、焼岳方面は、今回は雲海が広がっていて、十分望めない。
前穂~明神岳方面
大天井、東天井、横通岳、常念岳方面
旭岳、白馬岳、鹿島槍などの後立山連峰、針ノ木岳、蓮華岳方面
槍ヶ岳~北穂~涸沢岳方面
槍ヶ岳方向にズームイン。後方は、裏銀座の名峰群。
貸し切りの奥穂高岳山頂!! 数分間のアルプス独り占めの贅沢時間♪
流れる滝雲と槍ヶ岳。
大好きな奥穂高岳からの定番の展望♪ 光の射し具合で微妙に山肌の色合いが変わる。
十分展望を堪能したら、 前穂高岳に向けて出発だ。
3週間前は、奥穂から ジャンダルム~西穂へと縦走したが、
今回は、ポピュラーな前穂縦走コース。 毎年縦走している=詳細は過去記事をご覧ください。
前穂山頂の絶景 奥穂~前穂縦走 代表して2つリンク これ以外にも奥穂~前穂縦走記録あり 探してご覧ください。
今回の記事では、前穂に向かって進んでいく縦走路からの眺めを中心に。
吊り尾根の縦走路を進むに連れて、前穂が近づいて来る様子をご覧ください。
偶に、縦走路を振り返る。
涸沢側の北尾根が望めるポイントから。
前穂にズームイン!
明神岳にズームイン! 登高意欲が刺激される眺め♪
軽快に縦走路を進む。
縦走路から奥穂方面を振り返る。 左に、ロバの耳やジャンダルムのピークが連なる。
ジャンダルム~畳岩~天狗岳~間ノ岳~P1~西穂と前回縦走したコースが全て見えている。
行く手に前穂がグンと近づく。
紀美子平もすぐそこだ。
前穂の北側斜面は日陰になることから、遅い時期にウサギギクの群落が見頃となっていた♪
紀美子平にザックをデポして、アタックザックで前穂にグングン登っていく。
中継ポイントからの展望。<山頂からの眺めはまた異なる>
終盤の登り。 前穂山頂まであとワンピッチ。
前穂山頂・・・・奥穂方面を望む。
前穂山頂・・・・槍ヶ岳方面を望む。
今年も前穂山頂に立つ。
前穂山頂到着直後は、すっきりした360度の展望です!
奥穂にズームイン
涸沢カールと奥穂~槍への稜線。
瞬く間に雲が湧き上がってきました。
涸沢カール~前穂Ⅱ峰。
台風や前線の接近で、明日から天気は崩れる。
本日も午後から下り坂の予報であったが、早い時間から一気に雲が湧き出した。
このあと岳沢の下りでは、稜線は早くもすっぽり雲に覆われたのである。山の天気の変化は早い。
ギリギリののタイミングで、前穂山頂からの山岳展望を堪能できた♪
涸沢カール~前穂Ⅱ峰アップ。
ズームイン! 北尾根を登攀してきたクライマーの姿が見えます!
前穂Ⅰ峰にゴール! お疲れ様でした!
前穂山頂からの展望に酔い痴れる下呂温泉在住の山ガール♪
アルプス夏山の登山適期は短いが、毎年充実した想い出と多くの新たな感動を刻んでくれる。
私が、最も愛する山、穂高。 今年も登らせてくれて ありがとう。
また来る時にも 笑っておくれ♪
今回も天気は持って、素晴らしい山岳展望の眺めです。ぎりぎりもってよかったですね。雲がわいてくる様子も高山ならではの展望ですね。