八ヶ岳核心部縦走
赤岳~横岳~硫黄岳
初夏、八ヶ岳が一番まぶしい時。恒例のハイライト・コースだ。
稜線は百花繚乱のフラワーロード♪
6月末になると稜線の残雪も消え、
梅雨空の下、夏を待ちきれない高山植物の花が咲き競う♪
↑ ダイジェスト ↑
八ヶ岳山行の記事は、ツクモグサフェアを含め何度も快晴の記事をUPしているので
興味のある方は、お好きな過去記事をご覧になってください。
毎度のコースなので、自分の覚え書き程度に写真で簡単な山行記録です。
美濃戸から南沢を詰め 行者小屋~文三郎道を経てお手軽に先ずは赤岳へ。
南沢にて。 行者小屋近くまで迫るときれいに赤岳が視界に入ってくる!
賑わう行者小屋の広場。
行者小屋から仰ぐ赤岳!
横岳と大同心。
行者小屋にて。 赤岳~中岳。
文三郎尾根には コイワカガミがわんさか、わんさか♪
急登を一気に登りつめていく。 行者小屋があんなに小さく見えている。
急な文三郎道にて 振り返れば これからラウンドする硫黄岳、
横岳の展望が わくわく感をアップさせる!
阿弥陀に中岳が重なって見えるようになると 稜線出合は間もなくだ。
阿弥陀、文三郎、赤岳への分岐点。
この周辺、キバナシャクナゲの群落がちょうど旬の見頃でした♪
岩場に張り付くように 高山植物の花々がだんだん賑やかになってきます♪
赤岳に向い、ぐんぐん高度を上げていきます。
岩色にミヤマキンバイの黄色が眩しく輝いています♪
キレット・権現岳への分岐を過ぎ、ほんの少し岩岩してきます。
アルペン的な雰囲気になってくると 山登りもルンルンです♪
イワベンケイを発見! まだ黄色の花を輝かせる前の緑色の状態でした。
薄くもが広がり始めた 赤岳山頂です! 赤岳山頂で一本足バランス!
天望荘に向かって赤岳からは滑りやすい岩稜の急降下!
ここでは、コイワカガミの鮮やかなピンク色が輝いています♪
ちょとだけ傾斜が緩やかなポイントから天望荘と横岳~硫黄岳への縦走路を眺める。
最奥は、蓼科山。
ハクサンイチゲ
瑞々しい旬の見頃♪ 真っ白い花弁に 夏山の始まりを実感する!
チョウノスケソウ 今回は ずーーーっと稜線は 満開!! 連続♪♪
オヤマノエンドウも旬の瑞々しい満開見頃で このお花畑が見事!!
この青紫色に心ときめきです♪
オヤマノエンドウの絨毯が 白や黄色や赤系の花とコラボしている様は
天国の花園のよう♪
阿弥陀岳とのコラボ♪
写真では、一部ですが このお花畑ですよ~~~~♪
夢の世界です!
天望荘近くから 赤岳<後方のシルエット>を振り返る
見解尾根分岐にて
天望荘前で 寛ぐ登山者。
天望荘前の広場から 横岳への縦走路をバックに。
地蔵の頭から 赤岳を振り返る。
地蔵の頭のお地蔵様は、尾根のシンボルだ。
地蔵の頭から横岳への縦走路を望む。
ここから横岳への岩稜歩きが とっても楽しい♪
赤岳と登山者の間の岩峰が、二十三夜峰。
夏山の岩稜歩き! カモシカの大好物!
振り返れば赤岳からの稜線美に 惚れ惚れ♪
どこまでも続くチョウノスケソウの群落♪
名残のツクモグサも見つけました♪
旬を過ぎているので、色合いはイマイチデしたが、今年も絶滅危惧種とご対面!
タカネシオガマ 夏山の尾根を実感しますね♪
横岳への縦走路を快適に進みます♪
本州では白馬岳と八ヶ岳でしか見られないウルップソウ♪
振り返って、赤岳~中岳~阿弥陀岳を望む。
もうすぐ横岳山頂、という辺りから歩いてきた赤岳からの縦走路を振り返る。
横岳山頂にて。
硫黄岳とその縦走路。 後方は、蓼科山。
ダイナミックな赤岳の眺め。 後方は、権現岳(雲がかかっています)。
↑ 横岳からは、両方向のダイナミックな展望を満喫できる。 ↓
存分に展望を楽しんだら、要注意の岩場を下降し、硫黄岳へのなだらかな縦走路へと向う。
硫黄岳への登り取り付き。 赤岳、横岳、硫黄岳山荘の青い屋根が見える。
ケルンに導かれ、硫黄岳山頂へ。
ひろ~~い、ひろ~~い 硫黄岳山頂。
赤岳や横岳とは 好対照だ。
あっちゃ、こっちゃのルートへの分岐点でもある。
横岳山頂にて。
爆裂火口! これは見逃せないポイントです。
大同心、横岳、赤岳・・・・立体的なダイナミックな眺めです!
硫黄~横岳~赤岳・・・A
赤岳~中岳~阿弥陀、文三郎尾根・・・B
A+B・・・・・・・縦走してきたルートがそっくり一望できます!
硫黄岳を下り 赤岩の頭付近から硫黄岳を振り返る。
ここから、赤岳鉱泉へ一気に下る。
いつもなら、美濃戸まで一気に下るのですが、今回はスタートが遅かったので
豪華に初心者以来のお泊りです♪
*余談=双葉SAのWCに貴重品やカメラが入ったウエストポーチを置き忘れたことに
小淵沢ICを出て、もうすぐ美濃戸という所で 気づき戻る。
持ち逃げされたなぁ~と諦めと動揺の心境。。。
あった!! 深夜で 利用者が少なかったことが不幸中の幸い。
大きな時間ロスをしてのスタートだったのでした。
豪華な夕食は 数ある山小屋でナンバー・ワン!
自分で焼く 分厚いステーキは 本当にすてーき<ステキ>♪
翌日は、カモシカ御用達の知る人ぞ知るお蕎麦屋さんで
極上の十割蕎麦を 極上の自然の中で味わう。
食べ物の画像は、基本出さない私ですが 今回は山行とセットで想い出の1ページに。
冬の名残りの 雪道に
足跡つづく 硫黄岳
霧が流れる 横の峰
あゝ俺の山 八ヶ岳
ウルップソウが 咲きはじめ
コマクサ淡く 花園に
夏の香りに 酔いしれる
あゝ夏の山 花畑
本格的な夏山の始まりですね。
時間はロスをしましたが、忘れ物はあって、本当に良かったですね。なかったら、今回の写真もなかったですよね。
山も本格的な夏山シーズンに突入です。
今回の忘れ物には それだけでどっと疲れました。同じ道を引き返すのですが、同じ距離なのにものすごく遠く感じました。
そのままあったのは奇跡です。無くなっていたら、これらの写真も撮れませんでした。反省付きの山行でした。
迫力ある岩峰と可憐な花々~
最高です。
特に、〆は蕎麦ですね。
6月末は、コマクサはまだでしたが、もう咲いているでしょうね♪
〆に蕎麦は、やまとそばさん同様です♪♪