2007・5・4 GW後半2日目は
お手軽に日帰りで展望も期待できる蓼科山
そこで ビックリ栗栗饅頭のまさか!(真相は記事中ほどに!)
お手軽な山とはいえ、深田100名山の一座でもあるし岩がゴロゴロした直径150m以上の広い広い山頂は気持ちがよく、アルプスや浅間山など中部山岳の山々を一望できる。
今回は、女神茶屋登山口からのピストンである。
登山口から山頂までの登山道の様子をご覧ください。標高が上がるにつれて変化していきます。特に、前夜 平地では雨でしたが山には降雪がありました。
いいタイミングで気持ちよく登れました。
登山口からしばらくは広葉樹の中のなだらかな笹の小道を登る。
石ころや岩がが目立つ急登に変わるやいなや白砂糖をまぶしたように見える登山道となる。
さらに登り進むと ご覧のような積雪である。季節が冬へと逆戻りである。
表面はふんわり、でも接地すると内側は適度に締まった気持ちのよい雪道であった。
樹林帯を抜けると岩の急登へと変わる。ふんわりの真新しい綿帽子がアクセントとなり、ルンルンで登っていかれる。
スタートの写真に戻ってみてください。こんなにも変化しているのですから、面白い。
念のため標高2200m付近から軽アイゼンを着けた。
木の幹や枝の上にかぶさった雪が新鮮だ。
森林限界手前の最後の急登で下ってきたパーティとすれ違う。
森林限界を超えると 視界が開け 八ヶ岳が姿を見せる。
山頂までもう一息だ。風が強くなってきた。岩塊の登山道となり一旦雪は消える。
2450m地点、実に気持ちいい。
標高2530mの蓼科山山頂に着く。風が、メチャクチャ強い!!
山頂で出会ったこのお二人があまりの風の強さに千晴をサポートしてくださり、急遽モデルを引き受けてくださった。ありがとうございました!(因みに、来春のヤマケイJOYには掲載されませんのであしからず )
↓ 蓼科山のひろ~~~い山頂の様子 ↓
↑ ご存知のように 蓼科山の山頂はとにかくだだっ広い!!
展望の山であるが、この日は風が強く遠くの3000mクラスの山は荒れていたと思われる。北アルプスはオール雲の中で見えず。女神湖と八ヶ岳周辺の山々はよく見えていた。
北岳、甲斐駒、仙丈を中心とする南アルプスは薄く見えていた。
青い屋根の蓼科山頂ヒュッテ
展望台から山頂を見回して何枚か写真を撮った。
ウン、! 手前に写ったそこのアナタ、 そこのお嬢さん、!!
まさか?
クローズアップして 我が目を確認! エッ、エッ!!!!!
その姿、私は見たことあるよ! その細身のズボンと独特の色、トレードマークともいえるその真っ赤なスパッツ!
4月30日 展望の守屋山 GW山行で山頂で偶然短い時間一緒だったTさんだった!
(そのときの記事は6月13日、投稿記事をご覧ください。)
↑ここをクリック
お互いに
ビックリ栗栗饅頭の、ビックリクルックーだった!
Tさんはブログはやってないという。お互いに次は蓼科山なんて一言も言ってない。
まさにバッタリであった!しかも、しかも、しかも僅か中3日のこの期間でですよ!
かつて北アルプスで同じ人に10日ぶりに偶然同じコースで出くわし、「あんたも好きね!」とお互いに笑ったことを思い出すが、それにも増してのこんな短い時間の中でバッタリなんて、あるんだ~~!!
Tさんは将軍平からのコースだったという。ピンポイントの狭い山頂の山ならまだしもこの広い山頂で・・・。 山の不思議というか、こんなの確率ではじき出したら天文学的な数字になるのかな?
Tさんは、山頂あっさり派。私はゆっくり味わい派。しばしの会話でお別れだ。
大河原峠方面がよく見えるほうへと移動。ヒュッテの反対側は岩肌は一切見えず雪がたっぷりあった。 いつの間にか風も収まった。
やっぱり気持ちいい一!
将軍平から急斜面を一気に登ってくる人たち。 先頭の赤いジャケットの人、へばっておりました。相方がどんどん先を登っておりました。
その相方とは
このワンちゃん!山に犬を連れ込むのはNGです。しかし、その姿はおもろかった!
主のこして、雪の斜面にはしゃぎまくりでした。
ようやく追いついた主ですが、後半もイヌのほうが先頭を切って登っていきました。
お疲れモードの背中でした。
山頂直下の分岐点にて。八ヶ岳の展望がいい。
こちら側はまだ風が強い。千晴を支えてパチリ!
赤岳・横岳方面をアップで。
阿弥陀・権現・編笠方面をアップで。
同じコースを下山します。通常のパターンとは逆で、午後の方がクリアな展望に変わってきました。<快晴の午前中ならとてつもなくいいはずだ>
蓼科山は、八ヶ岳連峰の北端に位置し、どこから見てもすっきりした円錐形の山容で、諏訪富士とも呼ばれている。
お手軽な山だが、のんびり展望を楽しむにはうってつけの山だと思う。この日に限っては風が強く、のんびしてはいられず山頂で動き回っていたが、青い空を眺めてお昼寝も楽しみたい山である。
GW当初の計画を変更し、日帰りプランを複数回重ねたわけだが疲れを残すこともなく、心配していた渋滞にも巻き込まれず まずまず楽しめたGWであった。
週間天気予報ではどんどん下り坂なので6日を1日残す形となったが、
5月6日は、下界では雨は降らず薄くもりながら行楽日和となったので山ではないが出かけた。(記事は後日)
来シーズンには是非雪の時期に行こうっと。
にしてもカモシカさんはバッタリが多いですね。
きっと出合いを大切にされているんですね。
私は一人だとほとんど話せないかなあ。
でも将軍平の小屋の前の売店のとこで休んでたら
これくださいって言われましたよ~
本当に快晴率高いですな~!
おいらも相当な晴れ男を自称してますが、カモシカさんには負けるきがする・・・
スカッと晴れと雪のレポ、気持ち良く拝見させていただきました(^_-)-☆
気持ちよ~く登れるナイスタイミングな山行でした。
でも、半端じゃない強風でしたよ 山頂は。
岡谷のTさんとのバッタリには、我が目を疑いましたよ。中3日、なんてプロ野球のピッチャーじゃあるまいし。(笑
小屋番と間違われたの? 毎度~、って売ってしまえばよかったのに!
私もお陰さまで自称、晴れ男です。(笑
というか、雨はイヤだ、くもりもつまらんと弱気。
いい天気でないと 登らないで路線変更で とにかく
太陽の当たってるとこでのんびりしちゃいます。
この日の蓼科山は遠くのアルプスはほとんどみえませんでした。先日のツクモの八ヶ岳並みの天気なら圧巻だと思います。
そういうのも、思い出の一つになりますよね。
山の印象とセットになってきっと忘れられない山行になるんでしょうね。
そのうち、hiroさんも体験しますよ。
そのときはこのビックリ感を体中で感じてくださいな。 山の不思議です(笑