北穂~涸沢岳~奥穂~ジャンダルム<3>
涸沢~上高地へ・・・・・濃霧、土砂降り、快晴
昨日、登山中の雲の変化で天候の下り坂を予想した。山荘の天気図・天気予報を見てあ~~ぁ。。
入山前の予報からやはり悪くなっていた。しかも、寒冷前線通過!
間違いなく明日は、降られる。稜線は強風となり、落雷の危険もある。気温も急激に低下する。
夜の内から明朝は、前穂~重太郎新道への縦走予定はパス。涸沢へ下山しようと決めていた。
早朝、外の様子を観察する。雨はまだ降ってない。しかし、視界が全くない。
ホワイトアウトとほぼ同じ状態。色彩からすると濃い霧のグレーアウトだ。
日の出時間を過ぎても山荘前のテラス内がようやく視程に入る程度。
涸沢への下山を開始するもカールが全く見えない。ザイテングラートからのいつものあの展望が
全くない。慣れた道だが、全く先が見えないグレーの霧に向かって降りていくのは、少し緊張する。
雨が降り始める前に 安全エリアまで進みたい。
ザイテングラートを下りきって カールのトラバース道を少し進んだところで
ようやく視界が得られた。涸沢ヒュッテが視界に入り、ホッとする。
涸沢小屋手前で、突然雨が降り出した。ヒュッテに急ぐ。
休憩も兼ねて、社長の山口さんにご挨拶と・・・。
「今日は下に降りています。」と新人のsayuriちゃん。ナイス・スマイル♪
保ちゃんの跡を受け継いで、優秀な受付スタッフになってね。
この後、雨は本降りに。歩き始めるや 横尾まで土砂降りとなる。
横尾では、避難小屋の軒先で 立ったままの小休止。だから、朝からここまで写真はわずかに2枚。
徳沢に向かい始めると次第に雨は止み、日が射してくる。
徳沢では、ロングロングの大休止!
しっかり食べて、飲んで、濡れた物も広げて乾かした。=乾ききる太陽のパワーが!
一気に快晴の天気となりました!
やっぱり、夏山はこうでなくちゃ♪
明神にて。 明神岳もきれいに見え始めた。
登山道脇には、アサギマダラが羽を休めていた。
小梨平にて。 青空に映える穂高を仰ぎ、山行の余韻に浸る♪
今年も大好きなこの山岳展望を望むことができて幸せであった♪
間ノ岳~天狗ノ頭~畳岩~ジャン・ロバの耳~奥穂
アップで、
さらに、ズームイン!
最も愛する山、穂高。 登らせてくれた山に感謝。
登らせてくれる 山にむかいて 僕は祈ろう 山のしあわせ♪
河童橋までくると華やかな光景が!
おめでとうございます 上高地ウエディング!
親族に囲まれての記念写真。
五千尺ホテル前での記念写真。
でも、最後は、お姫様抱っこだ~~~!! お幸せに♪
山行の締めに幸せのお裾分けを頂き、HOTな気持ちになりました。
定番の上高地からの穂高の眺め♪ 山行の出だしでは、稜線は雲の中だったが、
「終りよければ 全てよし」の感である。
いつものように手を振って また来る時にも 笑っておくれ♪
穂高よ さらば♪
北穂~涸沢岳~奥穂~ジャンダルム縦走<2-B> クリックで戻る
今年は梅雨明け直後だけだったでしょうか?
8月に入ってからは尚更読みにくい天気です。
皆さん、不完全燃焼かもしれませんね。
山の天気は人間の力ではどうにもなりません。山の都合がよくなるまで、人はじっとその時を待つのみです。天気が崩れる前に下山など危険回避もポイントです。