カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

天城連山 <天城シャクナゲと新緑とブナ>

2014-06-07 | 山行記録

 

 天城連山 

 <天城シャクナゲと新緑とブナ>

 

 

 アマギシャクナゲ      当たり年でした!

 

 ブナの原生林の中を行くロングトレイル   新緑が輝く♪

 

 ブナの大木       今年も会いに来たよ! 

 

 

 

 

 スタートはここ。 地元の山なので、縦走はしません。

 万二郎岳、万三郎岳、小岳へと一応縦走し、皮子平周遊後、裏コースからここへ戻ってくるラウンド。

 縦走に匹敵するロングコースとなります。<毎度のコースです>

 

 四辻から万二郎岳の途中にも早くも花!これは、残念ながらまだ一般的なトウゴクミツバツツジ。

 お目当ての天城シャクナゲではありません。

 ツツジといえば、天城ツツジの大木があります。花期は、6月中旬からと遅めです。蕾未だ堅し。

 

 ほんのひと登りで、万二郎岳。

 

 山頂からの展望は、ほとんどありません。

 

 万二郎岳を少し下った展望地からの富士山の眺め!

 左には、雪の南アルプスずらり。その手前に、天子山塊。

 富士山が抱えているのが、愛鷹連峰。富士市や沼津市を挟んで伊豆の山なみ。

 

 駿河湾と沼津市もよく見えています。

 

 南側には、下田方面への海岸線と伊豆の海。

 

 天城の山道は、ヒメシャラのオブジェがいたる所に見られて楽しい♪

 馬ノ背にて

 

 アセビのトンネルが、始まります。 これも天城の山ならではの光景です♪

 

 シャカシャカした小さな白い花が房状につくアセビの花。

 この時期は、ほのかな甘い香りがします♪

 この他にも、オオカメの木の白い花、ドウダンツツジの鮮やかなピンク色の花なども楽しめました。

 石楠立にて。

 これで、「はなだて」と読みます。

 和歌で「花」といえば、桜ですが、この地で「花」といえば、石楠花<シャクナゲ>のこと。

 

 

 この日、最初に見たアマギシャクナゲの木。まだ花芽の段階です。

 まだ咲いてないのか~~。。。。 (色は濃くて、きれいですが、、、、)

 

 いえいえ、すぐ先に咲いていました!

 

 瑞々しく、初々しい一番フレッシュないい状態で!

 

 カエデの新緑とのコラボレーションも美しい♪

 

 カエデの大木は、新緑のフレッシュグリーンに包まれている♪

 

 万三郎岳周辺は、天城シャクナゲのフラワーロード♪

 「シャクナゲコース」と名付けられたのにも納得です。

 しばし、アマギシャクナゲの競艶ををお楽しみください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アマギシャクナゲの周囲は、もちろん天城の山の新緑に包まれているのです♪

 

 

 新緑だけでも清々しくて、気持ちいいのに♪

 期間限定のアマギシャクナゲのゴージャスな彩が添えられる♪

 

 

 

 万三郎岳直下でこのお二人と合流。

 なんと長泉ボーイと富士宮ガール。カモシカのお隣の街の方々である。

 この二人は縦走するのだと、デカザックだ。

 

 天城連山の主峰、万三郎岳にて。

 

 万三郎岳は、伊豆半島最高峰(1406m※点検・補正調査の結果1m高くなりました)で

 日本百名山のひとつでもあります。   万三郎岳は、年間を通して登山できますが、

 5月中旬~6月上旬にかけてアマギシャクナゲが咲くことから、特に訪れる人が多くなります。

 

 まだマメザクラ<別名フジザクラ>が咲いていた。

 

 万三郎岳下分岐にて

 復路は、この地点に戻って右へ、涸沢~天城高原へ戻る。

 ここを左に折れて、八丁池・戸塚峠方面へ天城の秘境「皮子平」を目指す。

 

 小岳まで、美しいブナの原生林の中を進む。

 手つかずの自然、新緑が清々しい。

 

 小岳で、快速山ガールに抜かれた。 笑

 

 錦糸町のスーパー山ガールmamiさん。高速登山!

 

 

 

 

 天城のブナが大好きである♪ 新緑のこの時期が、最も天城らしい輝きを増す。

 

 

 

 ヘビブナも見事! 一見の価値ありです。

 

 戸塚峠方面は、いろいろな表情を見せるブナの原生林の森の中を登山道は進みます。

 

 八丁池に向けて縦走ルートを急ぐこずえちゃん達とは、戸塚峠でお別れ。

 カモシカは、皮子平へと分けいって行く。

 

 縦走路から離れて、一旦下っていく。

 

 

 緑の風を感じる森へ・・・・・・。

 

 足元には、苔も新緑♪

 

 オオルリをはじめ たくさんの野鳥のさえずりが聞こえます♪

 カモシカただ一人のみ。 五感が研ぎ澄まされていきます。

 

 

 ブナの大木を見上げる。 偉大さと共に安らぎを感じる。優しく抱かれる感触。

 

  

 ブナとヒメシャラの森

 

 大ブナ

 

 写真ではサイズが?でしょうが、ぶっとい幹です!

 上方で枝分かれしているのが、普通のブナの幹サイズ。

 

 復路、同じくブナの原生林をもう一度堪能します♪

 

 小岳は、展望の山頂ではない。ブナの原生林に包まれた静かな山頂である。

 

 縦走する登山者は、足早に通り過ぎるがもったいない場所だ。

 じっくり山の中に身を置き、五感を研ぎ澄ませ 自然に溶け込んでいくのに最適だ。

 山を愛する方なら、この感覚がお分かりかと思う。

 カモシカは、万二郎岳や万三郎岳より この小岳のピークがお気に入り♪

 「哲」したら、万三郎岳下ジャンクションから涸沢のシャクナゲコースに入る。

 

 こちらの下山コースも アマギシャクナゲを愛でることができる♪

 

 フィナーレの新緑のトンネル♪

 

 天城高原の起点に戻る。 「おつかれさまでした」 ゴール。

 岩場も爽快な360度の展望もありませんが、貴重な手つかずの自然満載。

 地元の伊豆の山、大好きです!

 

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二子山 <岩稜に遊び 新緑... | トップ | 乾徳山に遊ぶ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スピカさん (カモシカ)
2014-06-09 20:47:11
山はゆっくりが基本です。山に入ると日常では鈍化している五感が研ぎ澄まされてきます。五感をフルに働かせると小さな発見が、大きな感動となります。スピカさんの写真も拝見したいものです。
返信する
Unknown (スピカ)
2014-06-09 00:15:31
カモシカさん、私も山歩きをしていますがピークを目指す山ではなく樹木や花、匂いと五感をフルに活躍させてゆっくり写真を撮りながら歩くのが好きです。ブログは将来の為に写真を撮りためています。皆さんのブログを見せて頂いているだけで楽しいです。
返信する
スピカさん (カモシカ)
2014-06-08 21:32:17
スピカさん、ようこそ! ありがとうございます。
折角、撮った写真なので、できるだけブログに反映させるようにしています。後で、振り返った時もリアルに思い出せるので。 
スピカさんもブナがお気に入りのようですね。ブナの新緑は究極の癒しですね。
(スピカさんは、登山やブログはやっていますか?)
返信する
はじめまして。 (スピカ)
2014-06-08 12:00:46
カモシカさん、こんにちは。いつも楽しみに拝見させて頂いています。写真が多いので自分もそこにいるかの様な感じにさせて頂いています。普段の雪山も素晴らしいですがやはりブナの新緑が最高のリラクゼーションですね。
返信する

コメントを投稿

山行記録」カテゴリの最新記事