大文字屋の憲ちゃん (当面は 石巻 地震) 

RIP 親父 けんちゃん 石巻 地震

20230807 石巻川開き祭り帰省04 ー石巻の朝の雲ー

2023-09-21 06:18:06 | 日記

  ↑ は8月7日午前6時19分頃の「かわみなと大橋」(手前)と「日和大橋」(奥)と空。

 

 祭りの終わった翌朝の石巻を散策し撮影した。

 午前5時起床。この日もしっかり暑いのであった。

セブンイレブン鋳銭場店で購入したヨーグルトとコーヒーを朝食に午前5時25分立町をスタートしアイトピアへ。

このへんのお店もだいぶ美味しいらしい。石巻の飲食店のレベルもかなり上がっているようだ。お酒を飲めるようになったら是非行ってみるのだ。

 

千石町から住吉町へ。

 かつてこちらの小山には望楼があり周囲には建物も密集しわれわれはそのあたりでダンボールで基地を作ったりして遊んだものだが今やそういう覆いをひっぺがされて丸裸にされたような観を呈している。神社はかつてより高い位置にあるように見えるのでおそらく嵩上げされた土地に移設されたのだろう。神社周りが鬱蒼として神秘的な空間を取り戻すまでにはかなり時間がかかるだろう。

これはもしかして巻石でしょうか。健在? 復活?

朝の堤防から見る空と雲は高く広い。

内海橋周辺では前日までの祭りのゴミ拾いをするヴォランティアの方の姿が見られました。

元気市場から川岸を門脇・南浜方面へ。

みその山形屋さんも健在です。

かつて瓦礫の山だった門脇2丁目の信号。

称法寺さん。

日和山へ。

絶景である。石巻を訪れた人はぜひこの眺めを見てほしい。

味噌田楽と団子と石巻焼きそばを今度は必ず食べるつもりである。

梅雨の名残りの紫陽花(あじさい)。

中央1丁目付近から広小路〜寿通り〜アイトピアへ。

理容ワダさんの存在感はほとんど文化財級です。

 THEATER KINEMATICA(シアター・キネマティカ)は映画や演劇を製作・プロデュースする石巻劇場芸術協会が2022年8月にオープンした劇場型複合エンタメ施設。石巻最後の映画館が幕を閉じた(日活パールのことか?)のを機にかつての文化通りを盛り上げるべく作られたとのこと。これは面白そうですね。

祭りの余韻。

「人とアーカイブの交差点」。橋通りホシノボックスピアの一角にできました。

祭りの翌朝にやってしまったようです。当日でないのが救いでしょうか。

 こちらは貴重な洋館「第2SSビル」(旧・東北実業銀行石巻支店)。大正4年(1925)築。辰野金吾さんと共に東京駅を設計した葛西萬治さんによる設計。10年ほど前自民党本部になっていましたが現在何が入っているのでしょう。

サルコヤさん前のこのスペースは今後どうなるのでしょう。

 こちらのオブジェは石ノ森章太郎の「スカルマン」。知らないので調べてみると仮面ライダーの原型らしい。当初はテレビ局サイドから「食事の時間帯の番組のキャラクターが骸骨(がいこつ=スカル)では困る」と言われNGとなったとのこと。

最後に石巻の朝の空と雲。(午前6時頃)

 こんなにも空と雲が広く大きく見えるようになったのは震災で破壊された河岸が整備され景観自体が変わったことと高い堤防の上からそれを見る私たちの視点が変わったことの両方によるのだろう。かつての北上川沿いの道や内海橋から見る空は川岸まで迫った山やビル(かつては中瀬の造船所など)に挟まれた狭い空間であった。そしてそれが石巻らしい風景でもあった。今見える突き抜けた空が震災津波による変化でもたらされたことを考えると複雑なものがあるけれど新しい町の広さ大きさとして新たにとるべき視野の広さ大きさとしてとらえ直してよいのではないか。たしかに震災によって変わったけれどもともと変わらなければならない町であったはずだ。そんなことを思いながら朝の石巻の散策を終えたのであった。

 

 

フォトアルバム 20230807 石巻川開き祭り帰省04 朝の石巻の空

 

 

 

付記1

 住吉公園と義経の「袖(そで)の渡(わたり)」について往時の姿とともに伝えている記事を見つけましたので載せておきます。取材日時は震災以後であること以外は不明です。

 → 住吉公園 ニッポン旅マガジン (魚拓)

 

付記2

 石巻劇場芸術協会について

  → シアター・キネマティカ 石巻劇場芸術協会 HP   

  → うぶごえ (クラウド・ファウンディング・サイト)

  → KATSU STUDIO (建築設計事務所HP)

 

付記3 

 宿泊先のホテルハヤシヤさんは くるみ豆腐がウリであるからそれを食べられるものと期待していたが川開き期間中は食事はできないとのことで今回はいただくことができなかった。今回素泊まりで一か月ほどの前の予約時に素泊まりコースしかなかったのかどうかは記憶が定かではない。ただこの場所に泊まれたのは祭り見物には非常に良かった。立地的にもホテルのセンスの良さの点でも快適だった。次の機会にはこちちらのくるみ豆腐を是非食べようと思った。

 

付記4

 思い出したので聴いてみた曲。エバーハルト・ウェーバーはドイツのベーシスト・作曲家。各15分程度の静謐(せいひつ)なインストゥルメンタルです。BGMにどうぞ。

Eberhard Weber - Quiet Departure

Eberhard Weber - Seriously deep (1977, Vinyl) good sound [edit]

 

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