大文字屋の憲ちゃん (当面は 石巻 地震) 

RIP 親父 けんちゃん 石巻 地震

20240324 早春を感じにー等々力渓谷散策ー

2024-06-30 18:32:21 | 日記

 腸活のため一日の睡眠時間を7時間以上とるようにしている。そうすると今までできていたことができなくなることが多い。とりわけ読書や余暇の時間を減らして寝ることにしている。そのため読書量や映画鑑賞の機会も減っている。ブログを書く時間もそれほどとれない。最近少しずつ仕事量が落ち着きつつあるので何とかブログが書けそうだ。

 以下は今年3月24日に東京都世田谷区にある等々力渓谷(とどろきけいこく)を訪れた際の模様である。

 生田駅から小田急線に乗り登戸駅でJR南武線に乗り換え溝の口で東急多摩線に再度再乗り換え等々力駅で下車。

少し踏切がスリリングな等々力駅。

駅から歩くと緑と歴史を感じさせる建物が多い。

 

どうも渓谷は整備工事のため多くが立ち入り禁止のようである。

等々力不動尊に着く。どうやら等々力渓谷と繋がっているらしい。

 等々力渓谷と不動尊については立て札に次のように説明があったので転記をしておく。

 世田谷区教委員会の掲示

 *  *  *

 等々力渓谷(とどろきけいこく)

等々力渓谷は矢沢川(やざわがわ)によってできた谷で、今でも多くの動植物がみられ、四季折々には咲き乱れる桜、常緑の木立、秋の紅葉も不動滝(竜頭滝[りゅうずのたき])に映え、深山の趣きがある。谷間は粘土、砂礫(されき)、赤土(関東ローム層)の層が重なって地層の移り変わりをものがたっている。
不動滝は古くより知られ、清浄な渓谷にしぶきをたてて、とどろいていたことから、等々力の地名が起こったともいわれている。不動尊本尊は、真義真言宗の宗祖興教大師が山城国(京都府)よりこの地に移したとつたえられる。

 昭和五十四年三月
 世田谷区教育委員会

 *  *  *

東京都の掲示

 *  *  *

 東京都指定名勝
 等々力渓谷
     所在地 世田谷区等々力一丁目外
     指定 平成十一年三月三日

 等々力渓谷は、国分寺崖線(がいせん)(ハケ)の最南端に位置する開析谷で、都区内唯一の渓谷である。台地と谷との標高差は約一〇メートルあって、騒音も渓谷の中までは届かず、都区内とは思えないほどの鬱蒼(うっそう)とした樹林と渓谷美は、幽邃(ゆうすい)な景観を呈し、武蔵野の面影をよくしている。玉川全円耕地整理組合が、昭和五年から十三年にかけて矢沢川の流路を整備し、小径(こみち)を設けるまでは、不動の滝からゴルフ橋にいたる渓谷内は殆ど人の立ち入ることもなく、雉(きじ)などの鳥類や、イタチ、キツネなどの小獣類、各種昆虫類の宝庫であった。
 等々力不動尊左手の石段下には、国分寺崖線の湧水である不動の滝があり、かつてはこの滝に打たれて行(ぎょう)をする修行僧が各地から訪れたと言われており、役(えん)の行者(ぎょうじゃ)ゆかりの霊場と伝えられている。等々力渓谷保存会によって行われている蛍祭りは、清掃活動とともに地域に根ざした保存活動してして成果をあげており、清流復活運動の先駆けとなった地域である。
 等々力渓谷は、東京都指定名勝「真姿の池湧水群(ますがたのいけゆうすいぐん)」(国分寺市西元町)とともに国分寺崖線名勝群を形成する一つであり、東京を代表する自然地地理的名勝として、植生学、地質学及び地形学上重要である。

 平成十一年九月
 東京都教育委員会 

 *  *  *

ということでしばし境内を散策することに。

ちょうど花祭りの時季。お釈迦様の誕生日である。

このあたりから渓谷に降りるらしい。

蕗の薹(フキノトウ)を見つけた。

境内の整備のお仕事をされているようだ。

あとで必ず寄ってみよう。

こちらが不動の滝のようです。

幼少の弘法大師(空海)を祀っているようです。

ここからは日本庭園です。

気の早いお花見の方もいらっしゃいました。

木守りの夏みかん。

茶室で一休みします。

サルスベリの木。

ぜんざいをいただきました。

句碑にある句と作者については調べたが分からなかった。蛍にかけたものだろう。

帰路に就く。再度環八を渡り等々力駅方向へ。

向ケ丘遊園の駅前前の駅ビルにある aux hills(オグジュアリーヒルズ)という店でギリギリ間に合ったランチ。黒唐揚げPlate(税込900円)をいただく。美味しく頂けた。黒いのは竹炭が入っているからだそう。メニューはどれもヘルシーでヴィーガンにも対応とのこと。

 等々力大師から等々力駅への帰路に日本酒のたくさんおいてある酒屋を見かけ、日本酒普及に熱心な店主に絆(ほだ)され1本買ってしまった。甲子と書いて「きのえね」と読む。その春酒である。ほんのり甘酸っぱい味わいだが春酒としてはだいぶすっきり透明感のある味でまずまず美味しくいただけた。甲子は「きのえねアップル」というりんご酸酵母を使った商品が有名でそういう軟派な酒は飲みたくないフリをしている私だが甲子を飲むなら「アップル」からと思っていたのでちょっと心残りだがまあ次の楽しみに取っておこう。

 等々力渓谷は大半が立ち入りできず、実質等々力不動尊の庭園散策になってしまったが早春を味わうことはできた。

 少し肌寒くそして春の息吹を感じることのできた小遠足だった。渓谷が開通したらまた行ってみよう。

 

 

20240624 早春を感じにー等々力渓谷散策ー

 

注記1 帰路に寄った酒屋さんは後で調べたら「酒舗池田屋」さんらしい。

注記2 つぶやいた曲。

Dua Lipa - Training Season (Official Music Video)

 

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