大文字屋の憲ちゃん (当面は 石巻 地震) 

RIP 親父 けんちゃん 石巻 地震

20240108 体にあまり悪くないスイーツを作ってみた

2024-01-08 20:19:29 | 日記

暇に飽かせてというわけではないがこの年末年始はあまりお酒を飲んまなかったのでまとまった時間をとることができスイーツを作ることにした。

大腸のことを考え市販のお菓子は控えたいがもともとスイーツが好きであるし小腹が空いた時に手軽にとれる食べ物を用意したかったのでネットで調べて作ってみたのである。

*   *   *   *

一つ目は「フライパンで作るりんごぎっしりケーキ」。レシピは次の通りである。(写真左)


フライパンでつくるりんごケーキ(4-6人分 調理時間60分程)

【材料】
りんご(紅玉or王林) 2個
そば粉 80g
ベーキングパウダー 小さじ1

牛乳(or豆乳) 60g
てんさい糖(orハチミツ) 大さじ2
オリーブ油 大さじ2
卵 2個

シナモンパウダー 適宜

【作り方】
①牛乳、てんさい糖、オリーブ油、卵を混ぜる。
➁①にそば粉とベーキングパウダーを加えて混ぜる
③リンゴ1.5個をいちょう切りにする
④リンゴ0.5個を薄いくし切りにする
⑤②に③を加えて混ぜる
⑥フライパン(18cm位)に油を引き⑤を入れ表面に④を並べてのせ蓋をして弱火で焼く(20分程)
⑦ひっくり返してさらに7分焼く。 
 ※皿にキッチンペーパーを広げてその上に逆さに取り出し焼けてない方を下にしたまま(キッチンペーパーも敷いたまま)フライパンに戻して焼く。)
⑧粗熱をとりラップして冷蔵庫に入れる。
⑨切って食べる
 ※ シナモンパウダーは冷蔵庫に入れる時か食べる直前に加える。
 ※ リンゴは酸味の多い品種がよい。
 ※ 焼き過ぎ注意。焼き過ぎるとリンゴの風味が飛ぶ。生っぽくてもOK。
 ※ 焼きたても冷やしても冷やしたものを温めても美味しい。

そば粉を使ったのはかつて酒の肴に「そばがき」を作った余りがかなり残っていたからである。別にそば粉でなければならないということはなく米粉などでもよい。ただ小麦粉は大腸に負担になるということでまずはグルテンフリーで作ってみることにした。食べた感想としてはそば粉はあまり多くしない方がりんごの味が楽しめてよいこと。りんごは酸味の強い紅玉や王林などが味がしっかりしてよいこと。それと焼き過ぎるとりんごの食感が失われるので焼き過ぎないようにすべきことである。

*   *   *   *

次に「豆乳バスクチーズケーキ」。最近は動物性の脂肪が大腸に負担になっていると感じるので乳製品を使わずにチーズケーキを作ってみた。豆乳チーズを作るところから始める。チーズを使っていないのでバスクどころかチーズケーキとも呼べずそういう意味では最後に「風」と入れた方が良いのかもしれない。レシピは次の通りである。(写真右前)

★豆乳クリームチーズ(約175g分、調理時間約30分)
【材料】
無調整豆乳 650cc
レモン汁  大さじ2.5
【作り方】
①豆乳を鍋に入れて熱し鍋の縁がふつふつしてきたら火を止める(80℃)
②レモン汁を入れてやさしくかき混ぜ2〜3分置く。
③布巾を敷いたザルにあけて絞り水切りをする。巾着のように上をしばり水切り&粗熱をとる。
④冷めたらフードプロセッサーに入れて滑らかになるまで撹拌する。
 ※ 保存は冷蔵庫で。
 ※ 出た水はヨーグルトの乳清のように飲み物として使える。
 ※ 30分程度でできる。


豆乳バスクチーズケーキ…4人分(調理時間…約1時間)
【材料】 
豆乳クリームチーズ 175g
豆乳 60cc
卵 2個
てんさい糖(orハチミツ)30g
バニラオイル(orバニラエッセンス)  小さじ1/2
レモン汁 大さじ1

オリーブ油(or米油etc) 型に塗付用

【作り方】
①豆乳クリームチーズ(常温)を練り柔らかくする。
➁①に砂糖を入れてよく混ぜる(2-3回に分けて)
③②に卵を溶き入れよく混ぜる(2-3回に分けて)
④③に豆乳を入れてよく混ぜる
⑤④にバニラオイルとレモン汁を入れてよく混ぜる
⑤キッチンペーパーにオリーブ油を塗り丸型(12cm位)に敷いて④を流し入れる
⑥予熱180-200℃のトースターで30分程焼く
⑦焼けたら粗熱をとり冷蔵庫で6時間以上冷やす
 ※キッチンペーパーは燃える恐れがあるので型からはみ出ないように敷き調理中そばを離れない。もしくは不燃性のものを使う。
 ※焼きたてでも食べられる。
 ※バニラオイルとレモン汁はなくてもOK


食べた感想としては味はしっかりバスクチーズケーキだが食感としては「湯葉巻き」である。でもバスクチーズケーキを食べている満足感は十分にあるので大成功である。

*   *   *   *

次にナッツとドライフルーツのパウンドケーキ。ナッツとフルーツの入ったケーキは近所のスーパーやコンビニでは満足のゆくものが売っていないし満足のゆくものは値の張るものになるだろうから自分で作ってしまおう。大腸に負担にならないものという意味でもその方が得策ということである。レシピは次の通り。(写真右奥)


フルーツナッツパウンドケーキ(4人分調理時間1.5時間〜)

【材料】
・ドライフルーツ(3種 マンゴ-、パイン、バナナ、レーズン等)…40g
・赤ワイン+白ワイン+ウイスキー各10g=30g
 ※あればラム酒30gでOK
・ナッツ(クルミ・アーモンド) 40g

・米粉100g+そば粉60g(そば粉が余っていたのでこれで作ったが米粉160gでOK)
・ベーキングパウダー 小さじ1
・シナモンパウダー 適量(小さじ1/2程) 
・塩 一つまみ

・はちみつ(orとうみつ、メープルシロップ,
てんさい糖) 30g
・豆乳 50g
・白ワイン+赤ワイン+ウイスキー 各10g
 ※りんごジュース 30g+ラム酒小さじ1/2でもOK
・オリーブ油 20g
・バニラエクストラクト(orバニラオイル)適量

【作り方】
➀ドライフルーツ40gを刻み酒(赤ワイン+白ワイン+ウイスキー)に漬ける(できれば一晩おく)…A
➁ナッツ40gを刻む…B
③米粉+そば粉とベーキングパウダーとシナモンと塩一つまみを混ぜる…C
④はちみつと豆乳と洋酒とオリーブ油とバニラエクストラクトを混ぜる…D
⑤CにDを入れてよく混ぜる…E
⑥EにAを入れて軽く混ぜる…F
⑦FにBを入れて軽く混ぜる…G
⑧Gを型(18×8×5cm角型に油を引いたキッチンペーパーを敷いたもの)に入れ予熱180℃のオーブントースターで30分程焼く(15分焼いたら中央に縦に包丁で切れ目を入れてまた焼く。)
⑨型から出しラップをかぶせ粗熱を取った後冷蔵庫で一晩冷やす。
 ※ キッチンペーパーは燃える恐れがあるので型からはみ出さないよう敷き調理中そばを離れない。もしくは不燃性のものを使う。
 ※ 焼いたら熱いうちに表面にラム酒などを刷毛で塗ると風味がよくなる。

食べてみての感想は少し焼き過ぎて硬いがナッツとドライフルーツがたっぷりでパウンドケーキの味も悪くない。食感が硬めの「がんづき」みたいになったが味はしっかりパウンドケーキなのでこれも大満足である。

*   *   *   *

まだまだ改善点は多いが概ね満足のいくものができた。一般的なレシピの小麦粉をそば粉や米粉に、牛乳を豆乳に、バターをオリーブ油に置き換えればたいがいのものは体に負担の少ないものが作れることも分かった。

そして美味しいコーヒーと美味しいケーキの取り合わせは久しぶりである。

そういうわけで今年は体に負担のかからないスイーツを自作して大腸の快復に努めたいと思う。(「我慢して食べなければいいのに」という言葉は言いっこなしで。スイーツがないと死にたくなるので。)

 

 

20240108 体にあまり悪くないスイーツを作ってみた

 

 

付記1

材料の撹拌(かくはん=混ぜ混ぜ)には調理調理器具としてクイジナートのスマートスティックハンドブレンダーというものを活用している。ブレンダーだがフードプロセッサーとしても使える。だいぶ前に購入したもので今見たら生産終了になっていた。

クイジナートHP スマートスティックハンドブレンダ―

付記2
私はヴィーガンではないので卵や蜂蜜は使う。ヴィーガンは動物性の食べものを使わないだけでなく「蜂蜜」なども使わないなど地球環境も考えたラディカルな思想のようだ。私は栄養源としての卵を評価しているので排除しない。ないと味の面で淋しいというのもある。

付記3
先日「発酵あんこ」も作ってみた。悪くなかった。ネットに「砂糖を使わない」「糖質オフ」とか謳っている記事があるが「米こうじ」を加えるのでその分の糖質と小豆の澱粉が糖化されることによる糖質の増加があるので「発酵あんこ」が「砂糖を使ったあんこ」と比べて大幅に糖質が少ないということは実はない。カロリーにして発酵あんこの方が2割少ない程度である。では「発酵あんこ」は何がよいのか?「砂糖を使ったあんこ」に対する「発酵あんこ」のメリットは糖質より「発酵」によるメリットである。まず小豆自体のメリットを挙げてみる。

●小豆のメリット
・食物繊維とオリゴ糖による腸内環境改善
・ポリフェノールの抗酸化作用
・鉄分の貧血防止効果
・ビタミンB群が豊富
・カリウムの高血圧予防・むくみ予防
・サポニンの利尿作用によるむくみ改善」

発酵あんこにはさらに次のような効果が期待できる。

●発酵あんこのメリット
・こうじが小豆のでんぷんをブドウ糖に変える(砂糖を使わない)ことによる血糖値上昇抑制
・米こうじ自体もビタミンB群が豊富
・こうじの酵素によって小豆のたんぱく質がアミノ酸に分解され体組織やホルモンなどの材料になり消化吸収も促進する
・乳酸菌の一種であるこうじ菌が腸内で善玉菌として働き腸内環境を整え免疫力を高める

そういわけで発酵あんこも糖質はけっこうあるので食べ過ぎ注意である。

因みにネット上の多くのレシピが小豆200gと米こうじ200gなのだが私は材料を使い切るためにそれぞれ300gで作ってみたら炊飯器(3合炊き)に入りきらず大変であった。またそれなりに時間と手間とがかかるのであまりしょっちゅう作れるものではないというのが率直なところだ。しかし市販の砂糖たっぷりの「ゆで小豆」よりはよいかなというのはある。

付記4
昨日七草粥を作って食べたが米一合でかなりの量のおかゆができてしまったので余った粥に発酵あんこを入れて小豆粥にしてみた。悪くなかったが量的なバランスの問題か発酵あんこの「こうじ」の臭い(腐りかけのご飯のような)らしきものが気になった。あんこの量を多めにした方がよかったかもしれない。

  


付記5
ブラックコーヒーが好きだがお腹の関係で飲めなくなったので仕方なくホットミルクをチェイサーに飲むことにしている。

付記6
今年の1曲目

Tyla - Truth or Dare (Official Visualizer)


昨年"Now And Then"がビートルズの「新曲」として発売されたが私には"I Am The Walrus"(2023mix)の最後の1分(3:30以降)の変化の方が印象深かった。音質の大幅な向上は嬉しかったことを付け加えておく。尚(なお)ジョン・レノンは1966年の来日時にホテルで缶詰めになった際日本の歌をいろいろ聴き斉太郎節(大漁唄い込み)をいたく気に入りこの歌にそのリズムを採り入れているという説がある(wikiにある)。ホントかいな。

 I Am The Walrus (2023 Mix)

I Am The Walrus (Remastered 2009)


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