シカゴ通信

つれづれなるままに、シカゴでの生活を記録します

インターンシップを終えて

2005-07-14 18:58:49 | Weblog
長らく更新できませんでした。2週間のコンサルティングファームでのインターンを終えて、シカゴに帰ってきました。一つはとても忙しかったのと、ちゃんと頭の整理ができなかったということですが・・・いまでも整理できてない。

インターンシップで思ったこと。一言で言うと、今まで知らない世界の内側が垣間見れて、とても良い経験だった。
自分自身には、まだまだ「ロジカルに詰めて物事を考えるトレーニングが不足している」ということがwかった。コンサルティング会社の人たちはこの点を徹底的に詰めて訓練している。しかも重要なのは、"what?" "why?"を問うている、ということだ。

私自身は結構理屈っぽいと思っている。そしてこの理屈っぽさは時々仕事をする上で邪魔になっていた。例えば、「これをやってください」といわれても、「なぜこれが必要なのか」「そもそもこれをやる意味は何か」というのをいつも考えていたし、でも、それを考え出すと仕事が進まないので、やらざるをえなかった。(これが仕事における上下関係というものだな・・・)

しかし、コンサルは違う。物事の根本的な意味合いを考えていこうとしているし、その姿勢は評価されるのだ。これは自分にとって、「肌が合うな、この業界は」と思ったことだった。

ただし、実際のインターンでの仕事は、プロジェクトの切り売り、つまり、ある部分についてのリサーチで、正直この年齢になってのリサーチ一辺倒はとても疲労困憊だった。もっとも、ファームでは、いろんな人に合わせてもらったし、自分自身の疑問をぶつけたり意見を表明したりできたのでよかったけれど。

中長期的には事業会社の経営者、短期的には、今所属している会社である程度責任のあるポジションで自分で運営してみたい(小さくてもいいので、海外子会社の責任者になりたい)、というキャリアパスなのだが、それをかなえるためには、どういう道筋がいいのだろう?そんなことをかなり熱心に考えた2週間+数日、だった。

余談だが、久しぶりに会った人ほとんどすべてに、「太りましたね」「ふくよかになりましたね」といわれ、ショックを受けた。ので、コーヒーに砂糖は入れず、間食を減らし、運動するつもり。


今週一杯はシカゴで用事を済ませ、日曜日からシリコンバレーにて別のインターンシップ。今度は6週間というやや長期。こちらも楽しみだ。