今年も私(上土井)と稲垣先生は、北九州市八幡西区鉄竜にある「北九州市立年長者研修大学校 穴生学舎」へ行って来ました。
「北九州市立年長者研修大学校 穴生学舎」と言うのは、60歳以上の方のいきいきライフを応援する場です。
スクール形式の研修を通じて、カルチャーセンターとは異なる生きがいづくり、健康・仲間づくりや社会参加の方法などを学ぶ場です。
上の写真が穴生学舎、隣には穴生ドームがあります。
その研修コースの中の一つに「健康スポーツコース」と言うのがあります。
私と稲垣先生は「誰にでもできる護身術」の講師として招かれております。
今年で8年目となる、このセミナーは、当初は2日間のコースでしたが、3年前より1日増えて、3日間のコースとなりました。
今年は、初日が7月5日(金)(初級編)、2日目は7月12日(金)(中級編)、最終日の3日目は8月30日(金)の日程でした。
最終日の日程は、当初は7月26日(金)に行う予定でしたが、会場のエアコンの故障により日程変更になりました。
私たちは、いつも早めに「控え室」入りをし、軽く体をほぐし、事前打ち合わせをします。
そして午後1時、スタートです。
護身術の解釈は人によってマチマチですが、誰を対象にするかによって内容が変わって来ます。
体力がある屈強な人向けであれば、家族や大切な人を守るために闘って相手を倒す為の技術も護身術と言えます。
しかし、私たちがお伝えしている護身術は「老若男女、誰にでもできる護身術」。
武道や格闘技経験などがない方達を対象にしていますので、定義は以下の通りです。
「護身とは、不審者に立ち向かうのではなく、”危険から逃れて無事に帰還する事”。
闘って相手を倒すのではなく、”自分の命を守る事”を目的としている。」
初日は「初級編」、掴まれた場合の逃れ方などの護身術の基本です。
手首を掴まれた場合や、
胸ぐらを掴まれた場合等。
合気道の「三教技」です。
2日目の(中級編)では、首を絞められた場合や、
正面から殴り掛かられた場合などの対処法です。
後ろから抱きつかれた場合。
そして最終日の3日目は(上級編)、対武器術、短刀を持った相手の対処法です。
合気道の「小手返し」です。
皆さん、ゴム製短刀を片手に「ハイ、ピース」(笑)
実技披露タイムです。
そして、7月から3回に渡った「誰にでもできる護身術」、今年も無事に全てのプログラムを終了することが出来ました。
皆さま、お疲れさまでした。
最後に穴生学舎の皆様へ。
今年も本当にお世話になりました。
皆様と楽しく時間を過ごさせて頂きながらも、私たちも学ばせて頂いております。
「教えることは、学ぶこと」と言いますが、このような機会を与えて頂くたびに、私たちも成長して行けるのだと思います。
これからも、日々研究と研鑽に努め、私たち「合気道 真風会」は、少しでも世の中のお役に立てますよう、精進して行きたいと思います。
穴生学舎の皆さま、職員の皆さま、今年も本当にお世話になりました。
また、どこかで、皆さまにお会いできる日を楽しみにしています。
ありがとうございました。
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