高架ホーム工事中の京成高砂、を訪問 その１

完成予想図です。工事現場に貼り出されておりました。

京成電鉄では、京成高砂駅に金町線用の高架ホームを新設すべく、営業線の上で工事を行っております。

目的は、１に開かずの踏切の緩和です。
しかし完成すればそれにとどまらず、朝ラッシュ時間帯、金町線と下り本線の平面交差が解、また、日中のパターンダイヤで、金町線の列車は下り４番線を利用して発着しておりますが、これが解消され、高砂駅はフルに本線・北総線の列車が使用できるという効果が得られます。

成田新高速の開業を控えた京成電鉄にとっては、これは重要でしょう。

営業線の真上で行ってるので、一歩間違えれば京成の全列車に支障しかねない、実にリスクの高い工事現場ですが、効用は実に大きいものがあります。

しかし、金町線は通勤客の利用の多い線区なので、ラッシュ時も含め、本線と運転系統を完全に分離すると乗客の減少を招くのではないか、という点を私は危惧します。