寒波襲来

今日は食堂当番でした。こんなふうに皿がならぶと、よからぬ衝動にかられるのは僕だけじゃないはずです。でも皆さんの寮食は無事冷蔵庫に保管されましたのでご心配なく。


まあ、鶴岡にも冬の厳しさがマックスレベルに達してきました。ラスボス、魔王みたいなもんでしょうか。雪がぶつかって痛くて歩けないなんて経験始めてですよ。

みなさんが素振りなどにいそしんでいられたようですが、僕はバイトでした。
つってもある運送業の仕分け作業なんで、職場は建物の中にいるとはいえ入口全開、ほぼ外みたいなもんで吹雪大歓迎のガッツ溢れる職場です。

俺はもうラスボスを前にして太刀打ちできず、文字が書けない、シール貼れない、机に戻ると風で紙やらペンがぶっ飛ばされてるというように、魔王の波状攻撃に反撃のスキもあたえられない状態。「ベホマ！」（○ラクエがわからないので適当に言ってみる）と叫びつつも、俺のレベルでは効果はまるでない。今日は冷蔵庫の中のほうがあったかかった。

しかも最後に重大なミスに気づき、危うくかいしんのいちげきをもらうところでしたが、偉い人の機嫌がよかったため最悪の事態は回避されました。が、うまくいってるもんだと思っていたため、僕の心のHPは瀕死寸前。

おまけに９月から連れ添ってきた戦友のiPodが急に倒れました。俺は必死になって「べホイミ！べホイミ！」と叫びながらあらゆるボタンを連打しましたが、時すでに遅く、奴は動かなくなり、天にめされました。電気屋にもっていき回復を待ちたい所はやまやまなんですが、ラスボスが俺の行く手を阻みます。ほんと、ゲームプレイヤーがいたとしたらそのままセーブせずにリセットボタンを押してもらいたいもんだ。

戦友を失った僕は、授業というモンスターの前で、もう剣をふるうこともなくなるでしょう。


寒中素振りが完成した暁にはその木刀でラスボスの頭でもぶったたいといてください。