
ボクはミッキー。
お父さんはお酒を飲めない人みたい。
でも、昨日の夜に酔っ払ったんだって。
お母さんと居酒屋に行ったお父さん、頼むのはジュース。
お母さんは焼酎のお湯割りを注文した。
お父さんのアセロラジュースはジョッキできた。
まず乾杯して、お母さんが「少しちょうだい」と飲む。
出てきたお料理を食べながら、ジュースを飲むお父さん。
だんだん、顔が赤くなっていく。
沖縄そばを食べた後、「酔っ払ったようだ」とお父さん。
よーく見ると、胸元まで赤くなっている。
「ひょっとして、アセロラサワーだったかも」
「さんまの塩焼きも刺身に変身してるしね」
注文をとった女の子が間違えたようだ。
お店を出る頃には、”酔っ払い”のお父さんではなくなった。
ボクも一安心だよ。
酔っ払いはお母さんだけで充分だもの。