いわなの巡礼

いろんなことに巡礼しゃうことをモットーにスビリチュアルなこと見つけと人とのふれあいを見つけていきます。

散りの美学

2015-04-19 05:44:20 | Weblog
桜の楽しみ方、まず咲くを待ち焦がれるまだ寒き春の日のワクワクした気持ち、次に満開のさくらに酔いしれる時、あれほどににぎわった中、誰もいなくなった散る桜をひっそりいつくしむ時。

桜吹雪きの中を散歩する今の時期が好きですね。散りの美学っていうか。でもそれってタイミングが難しい、多少の風が必要だし、ヒトケがなくなる時期もうかがわねばならないし。

満開をもてはやされる、そして散るや否やすっかり人気のなくなる桜の名所がやはりそのギャップを楽しめるようてす。

毎年必ず、今の時期に滋賀県海津大崎のあの数キロに及ぶ湖畔の桜散る中をコギコギしてきます、JR永原からスタート大浦にトンと出てキラキラの春の陽光を左横目に見て高島までを桜の花びらを全身に浴びて走るのってこの時期の私の精神の宗教行事見たいなもの。
冬といえどもそれまでに結構身体活動してるんですがどこか自分自身が活動リセットするポイントってありますよね、それがこの時期のハナビラ浴びコギコギ遊び。愛車BD-1もこの日が毎年乗り始め。
人によく同じことして、あるいは同じ場所行ってよくあかないねー、なんて言われるけど
燕じゃないけど毎年同じ場所に戻るまたは行く習性は結構経年する身体と精神に安定をもたらすように思います。そしてこんなところにも気持ちの持ちようとか行動パターンに反復と変化のバランスの大事さを意識しています。

今年は先日行ったら嬉しかったことが一つ
輪行した帰り、永原の到着ホーム(湖西まわりは高架駅エレべーター無の小さな駅もあり
)でおばあさんがスーツケースを持って立ち往生、どうやら足も悪く、この長い下り階段を降りあぐねている様子、私ザック背中に手に愛車在中輪行袋、これって結構重し、でもとっさにボランティア精神を発揮し大袈裟に感謝されてました。そのおばあさん曰く私のこと、お兄さんありがとうだって!、サラリと言ってくれました。
最近身近にイヤミなおじいさん、なんてな言葉を発する人もいて、あー、それっていやだなあって思ってた矢先、ものすごい清涼剤。おばあさん、こちらこそありがとう!!こちらがいただきましたよ。



みなさん必ず見た事有ると言うあの絵があるところ、そうプリマベーラとビーナス誕生

2015-04-14 15:18:04 | Weblog
いよいよ今回のツアーの核心部の一つへ。

ルネサンス文化を伝える芸術の都ですね、フィレンツェ。神話で花の女神フローラが語源とか。
大定番、スポットはドウモ、ウッフイ美術館、ベッキオ橋とか。すべて歩いて回れる範囲ですからテクテク大好きな私にはもってこいの街歩き。何度も迷って、朝昼番と街中を本当に歩きました、連れの二人が寝ている朝早くに静かな薄暗い街を歩く時は、そうそうこれがしたかったんだあー、の感無量でした。

夜明け前の月が出ていたサンタマリアノッベラ教会の写真なんて今見てもその時のワクワク心を映しこんだような
思い出の写真です。


大聖堂も荘厳でいいのですが、あちこちに点在する教会とか素晴らしい回廊をもつ修道院はどこも中世にじかに触れられるところ、さらには街の人たちが現実に日常の祈りの場として存在していることが夜行けば見て取れます。
私たちには神社仏閣お寺がありますが、みなさん一日が終わった後祈りにいきますか?
もちろんみんながみんなではないことを承知で言ってるんですが、すくなくとも必ず何人もいるということも事実なんです。ヨーロッパの旧い街へ行くと単なる歴史的旧市街地区というだけでなく、メンタル性も相当に歴史に沿って息づいていることが分かります。まあ、いずこも年配の方が多いのですが。

観光客の私はおのぼりさん気分で、観光地、名所のうわっつらをなぜているだけ。団体行動していてオー、ホー、スゲェー、ヒェーの連続です。でもこのような時でも、少し間を外して一人になる時間帯を意識的に持ちます。
みんなで楽しくワイワイしている時にフト、ああー、人ってやっぱり一人なんだあーって思うあの感覚を大事にしています。これは何をしていてもさらには家族といる時でさえ感じます。
知らない街で遠く日本を離れた時はなおさら郷愁とあいまってうら寂しさがつのります。でもこの感覚大好きです。 
話はそれてますね、軌道修正。
大きな市場へいくことも大きな楽しみ、ここではメルカド中央市場がおすすめトリッパもお薦め。それって臓物の煮込みです。ここをさがして行く時は屋台がズラーーっと並んでいる間をバッグを抱えて歩かねばなりません、狭い、危ない、怪しい、でも何故かワクワク嬉しい?これは個人の感じ方ですが。
そのトリッパですが同行者ふたりは食べれませんでした、他の人の食べてるの見たらウツ、作ってるとこみてウッ、私一人で大皿もりペロリでした。一人でも楽しめるゆえんはここらにあるかもね。パンにつけて食べるとまた甘い。7ユーロなんですがパンついてくるしこんなの日本で食べたらこじゃれた所ならきっと倍はとるよ。

トウモのぼりました、463の階段、続いてジョットの鐘楼上りました、414の階段。連続でのぼってきました。テニスのシングルスマッチ二試合くらい?、汗かく一歩前って感じ。でも絶景に感動請け負います。ただしクーポラは最後のところ狭く上り下り待ち時間長し。完成されるまで600年とのこと。これって行くしかないでしょう。
 
それぞれの頂上から取り合った写真

 

今回楽しいことばかり書きまくりですが、いよいよつぎは本命、バチカンとローマ!
ここに私にとって大きな落とし穴が待っているとも知らずフィレンツェの夜はあの有名なTボーンステーキで盛り上がっていたのです。

ベネチアのお泊まりはサンマルコ広場まで歩いて3分。

2015-04-08 21:18:03 | Weblog
大名旅行は続く。なんてったって参加人員が身内三人の貸切ツアーなんだから

ミラノは絵画鑑賞とドーモがハイライトだったけど、あっ、ここでジェラートデビューでした。そしていよいよ歴史ある旧市街のまん真ん中に泊まるベネチアに大型バスで移動。もちろんガラガラのガラガラ、乗客4人のある意味恥ずかしい旅行移動

でもね、流石にお値段高いツアー?だけにベネチア本島泊まりでホテルは今回ツアーのなかで一番雰囲気ありました。このお泊まり場所が結構大事、これは自慢じゃないです、結局楽しみが倍加され値打ちがあるということ。食事の後ただ寝る人は別です。中世の旧市街は夜がものすごくいいんです!!!!(断定マーク
)が四つ。

ツアーを計画申し込みする時、必ず旧市街に泊まるかどうかホテルをチャックしてみます。
夜の街はホントウに雰囲気がまた格別、あちらって明るすぎないオレンジ色の街燈で旧市街探索はこれが目的と言ってもいいくらいゾクゾクする楽しみです。
本土から運河を舟で渡るんですが船着き場が玄関入口、ウソでしょっ、て思うくらい不思議な狭さに、イイゾ、イイゾのワクワク感がいっつぱい信じられる?舟から降りこと五歩くらいがドアー。

部屋の窓から下のぞいてみるとまさに中世の路地裏。事前に下調べで夜の路地裏歩きを計画してたのですがとうとう迷子になり、結局迷いに迷ってホテルに戻ったのは11時、かれこれ3時間歩きっぱなし、最終的にサンマルコ広場を聞きまくってそのそばにあるホテルにたどり着いたのですがのですが正直内心不安でいっぱい、ドキドキしっぱなしでした。今おもうに、これがいいんだなあー。こんなこと同行二人も不満なく結構楽しんでるし。

そのサンマルコ広場の外カフェ、エスプレッソが7ユーロ、これ高いか安いか。
スベインの田舎BARでは1ユーロ、イタリアの観光都市BARでは2ユーロぐらいですかね。
でも日差しの浴びてカフェするのってダーイスキ。家のデッキでもショッチュウするけど大概の友人は嫌がるんですよね、アツイー!なんて。でもあちらの人はホント路上カフェ好きですよ。


本島は自動車なし、自転車なし、なんか不思議な生活感に包まれていて、ガイドさん曰く物価的にも生活利便さからも相当暮らしにくく、新規にはとても住めないということでした。本当にクルマ見なかったし、通れるわけにナイよね、写真みたいな橋が何百とあるんだからね。



なんてたって今回はどこに行っても添乗員の他に専属個人ガイドがついてなおかつゴンドラ乗っても3人一艘で詳しくレクチャーされるんです。みなさんの裏話とかが出っぱなし

次はヨーロッパルネサンス発祥の街フレンツェ、フローレンス、花の街なんだけどね。

ピカピカの一年生に対峙した新六年生の彼は

2015-04-07 19:27:41 | Weblog
まさかこの年になって小学校の入学式に来賓として参加するとは。
昨日は桜寒さの中全国的に各小学校、中学校は入学式でした。

地域公民館の役職になり、どうしてもの出席要請があり、例の黒装束(
結婚式の時の服装)、で参列しました。さすがにネクタイは明るい黄色にしましたが。

式開始前に校長室でだ新任の談話後、いざ全校生徒の前に。と、言ってもピカピカ新一年生は18
の小さな瞳たちです。全校児童数は約60人の小さな町の小さな小学校。

でもね、ここにはビクリ驚きの小さな大きな感動があったのです。
校長先生の祝辞挨拶は教育的見地からしても格調高く崇高な教えの内容で、あらかじめ用意された奉書
をみて読み上げられていました。確か三つの約束のお話。

それからです、来賓のあいさつに引き続き在校生代表の歓迎のあいさつがありました。そう、その時六年生の彼は立ちあがったのです。
まずしっかり新一年生を見渡し、しばらく間をおいた後、手元など何にも見ることなく、ゆっくりと大きな声で、18の瞳たちに向かっていつくしんだ表情で語りかけるように話しだしました。力まずろうろうと語るかれの言葉のなかに、こんなフレーズがありました、『何にも心配はないですよ、僕たちが付いています。安心してください!!』

オオーッ、そんなこと昨日、六年になり立ちの子がそんなこと言うなんて。そしてあの話の間の取り方、なんていいんだろう、今思い出しても鳥肌もの。広い体育館に響き渡る声量もまた見事。ここに小さな舞台役者出現。

なんか、べた褒めなんですが、ホント、久しぶりに何かを子供に教えられたような気がしています。

普段若い人立ち、はたまたジュニアたちとテニス教室で接っする機会が多いのですがどうしても上から目線になりがちな自分がそこにはいます。昨日のこの体験はテニスというものを通して子供イコール目下、未熟者と評価しがちなことがいかに狭小で偏見かがよく思い知らされました。

そして今、あのフレーズが彼のオリジナルであることを願っている自分がいるわけです。




ドウインザローム ドウアズザローマンズドウ

2015-04-05 06:15:11 | Weblog
そうだ、イタリアに行こう!!なんか聞いたよーなフレーズですね。

ここ数年は仕事リタイヤしてから海外へ行く機会がグーンと増えてます、西ヨーロッパとハワイに集中、凝り性がここにも表れてしまいます。カウントしてみたら四年ですでに海外渡航62日間。
そして今回はイタリア八日間ハイライトの旅。ヒェーッ!!遊びすぎ?

そしてやはり今回もいろいろと悩ましいことが発生します。
 まず、飛び立つ一週間前にツアー会社から最終確認の連絡が。なんと!、参加者は私たちだけ、エエー、ウソッ。福井からの御三名だけですとの事。????関西系の大手会社なので問題はないのですが、それ聞いた時はオオーツ?。唖然。あのイスラム国関係ですかね。
あと十数人はいたけど、みなさん、突然キヤンセルとのこと。三人と言うのは私たちグループ、すなわち家内一人友人シマちゃん一人私一人の全くの家族みたいなもの。
先方曰く、過去こんなことなかったです、挙句の果ては関空飛び立つアリタリア直行便はこれが最終とのことでした。やや不安? さあー、これが吉と出るか凶と出るか?飛行機落ちるか落ちないか?。いや、ここまで考えることはなかったのですが。

三人のために、添乗員がフルサポートしてくれる、おそらく八日間はいたれりつくせりの王様気分であろうプラス思考にすぐ切り替え、中世ヨーロッパ大好き人間の私は飛び立つのでした。



まずはローマでトランジットしてミラノでイタリアデビューでした

そうそうあの名画、最後の晩餐、修道院の食事の間にドカーン!!当然ここは撮影禁止、お金払って見に来なさいってとこかな?観賞時間も限られていてそれはそれは大事大事な世界の宝って感じでした。


現地で待機していたのはベンツの五十人のり大型観光パス、嘘でしょう、添乗員入れて四人だよ?
贅沢通り越して、やや寂しさも。さあ、いよいよ不思議な大名旅行が始まりました。

ミラノのガレリア? 福井にもガレリア元町ってあるけど世界の元祖にはまいったあーって感じ。
いつでも買い物はドキドキで楽しいものですね。緊張感のある旅人の気分が味わえる瞬間です。
因みにイタリア語で乾杯はサルーテかチンチンですよね。